ウエストを360度引き締める方法を紹介。お腹周りを囲んでいるインナーマッスル(腹横筋)を鍛えて、どこから見られてもOKな腰のくびれを手に入れましょう。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
ウエストが引き締まっていると格好いいものですが、前から見るだけでなく、後ろから、横から、斜めから見ても同様にくびれが見えると、さらにバランスが取れて美しいものです。
今回は、360度ウエスト美人を目指すエクササイズをご紹介します。
ご自分のウエストを、色々な方向から眺めてみたことはありますか?
前から、横から、斜めから…細見えする方向とそうでない方向はありますか?
例えば、横から見ると細く見えるけれど、前から見ると太く見える場合、「お腹を前後から凹ませる筋肉の使い方は得意だけれど、左右から凹ませる筋肉の使い方が苦手」というクセがあります。
人それぞれ、筋肉の使い方にクセがあるものです。
「お腹を引っ込める」というと、おへそやお腹の前側を引っ込めるイメージが強いと思います。
ですが、それはお腹の一部の筋肉を使ったに過ぎません。
お腹にはぐるりと一周取り囲んでウエストを細くする「腹横筋」という筋肉が存在します。
腹横筋を使うと、360度どの方向からもウエストを引き締めて、美しく見せるのに役立ちます。
おへそ周りに、ウエストにジャストサイズのひもを回して結んでおきます。
そのひもにお肉が食い込まないように生活してみましょう。
履いているズボンやスカートのウエストが、ガボガボにゆるくなるようなイメージで行ってみてください。
冷たい手でお腹を触ったとイメージすると、まるでナメクジが小さくなるように、お腹を引っ込めますよね。
そのイメージで、お腹を色々な方向から触ったように凹ませてみましょう。
骨格模型を見ると、背骨は実は体の厚みのほぼ中央を柱のように通過しています。
背骨を取り囲むように背筋群があり、特に背骨の後側にある脊柱起立筋は、太く強力です。
背骨の前側には内臓が位置し、それを腹横筋が取り囲んでこぼれ落ちないようにしています。
内臓全体を背骨に向かって引き寄せるようにイメージをしてみましょう。
中心の柱に向かってウエストが細くなっていくイメージと重なります。
ウエストを作る腹横筋はインナーマッスルで、イメージをするだけで働くという特徴があります。
その手軽さを利用して、いつでもどこでもウエスト作りをすることができます。
ぜひお役立てください。
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