代謝を上げる効果のある「鉄分」は、ダイエットの強い味方!でも、不足を気にしてサプリで補給するのはNG!鉄分を摂取するために何を食べるのが良いのか、ボディデザイントレーナーが紹介。
こんにちは。
運動・食生活・生活習慣の3本柱でダイエットセッションを行う、ボディデザイントレーナーの花村育彦です。
無理なダイエット・筋肉トレーニングのみを行うのではなく、栄養管理も含めて運動・美容などによって、筋肉隆々といった不自然な体ではなく、自然で美しい体を造ること。(wikipediaより引用)
これまでに、糖質、動物性タンパク質、そして前回は脂質と、それぞれの重要性についてお伝えしてきました。
今回は、5大栄養素の中でも、皆さんが曖昧に知っていることが多い「ミネラル」、そして、その中の「鉄」についてお話しします。

学生時代に習った元素記号をなんとなーく思い出してみてください。
「水兵リーベボクノフネ」などの覚え方をしたことがある人も多いと思います。
その元素記号のものがミネラルと捉えていただいてOKです。
カルシウム、マグネシウム、亜鉛など、サプリメントでよく見かける時代になりました。
そのミネラルのひとつに、鉄が存在します。
赤血球のヘモグロビンの構成成分です。
全身に酸素を運ぶ役割もしていて、血流や代謝に関わってきます。
代謝が良い方が脂肪の燃焼効率も上がるため、鉄はダイエットの強い味方です。
鉄は、『ヘム鉄』と『非ヘム鉄』に分けられます。
- ヘム鉄 … 動物性タンパク質である「肉・魚・卵」などに含まれます。
- 非ヘム鉄 … 植物性タンパク質である「ほうれん草・ひじき」などに含まれます。
「どっちを摂れば良いの?」という、よくあるご質問にお答えします。
答えは…ヘム鉄です。
ヘム鉄のカラダへの吸収率に対し、非ヘム鉄の吸収率は10分の1程度です。
「肉は太るから」といって植物性タンパク質を中心に摂っていると、貧血なども起こしやすく、結果的に代謝が下がり、太りやすくなってしまいます。
ちなみに、血流の大元である『血液』をつくる材料となっているのは、動物性タンパク質。
以前のコラムでお話しをした脂質のダイエット効果も含めて、動物性タンパク質はとても大切なのです。
自転車に差す油を思い出してみてください。
自転車のチェーンに油が無いと「ギコーギコー」と鈍い音がして、こぐペダルも重たくなり、自転車は走りづらくなってしまいます。人間もそれと同じで、油が無ければ、カラダの機能は正常に稼働しないのです。
「じゃあ、鉄はサプリメントで摂ろう!」とおっしゃる皆さん、ちょっと待ってください。
鉄はミネラルの中でも「閉鎖的ミネラル」とも呼ばれていて、たとえば、体内へ1mg吸収したら、体外へ1mgが出て行くといった感じで、使い回しができるミネラルです。
女性の月経による出血や、ケガなどの出血で、血液を大量に使ってしまう場合はサプリメントが有効かもしれませんが、それ以外の場合は、普段の食事で十分ということです。

鉄は普段の食事で摂る分には、問題ありません。
ですが、出血の無い人がサプリメントを摂ると、過剰症を起こすおそれがあります。
過剰症は、嘔吐、便秘、胃腸障害、肝臓障害、不整脈、心筋障害など、命に関わるケースもあることが報告されています。
健康的なダイエットには、鉄が必要不可欠。
その鉄は、肉や魚などの動物性タンパク質をしっかりと食べて補給しましょう。
今回のコラムが、皆さんの健康ダイエットのプラスになれば幸いです。
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