意味不明!モテ自慢をする男性の心理パターン3つ

「昔はモテた」「今、モテ期!」こんなふうにモテ自慢・モテ報告をする男性の心理を紹介。もしかすると、あなたに気があるのかも!?

執筆者: 石割美奈子 職業:臨床心理士 メンタルコーチ プロ家庭教師
モテ自慢してくる男性の心理とは?

こんにちは、 えむ心理研究室の石割美奈子です。


モテ自慢をする男性、あなたのそばにいらっしゃいませんか。

  • 「俺、学生時代はけっこうモテたんだよ」
  • 「昔はモテちゃって困ったこともあったなあ〜」
  • 「今、モテ期が来てる気がする!」


そんなふうにモテ自慢(「自慢」とまではいかない「モテ報告」も含め)をする男性。
特に好きでも嫌いでもない男性なら別にどうでもいいのですが、もしあなたが気になっている男性が「モテ自慢系男子」だったら…?
モテ自慢・モテ報告にはどんな意味があるのか、すごく気になりますね。

今回は、モテ自慢・モテ報告をする男性の心理に迫ってみたいと思います。

 

 

その1「モテたことが少ないから、単にうれしい」

モテたことがほとんどないので、単純にうれしいから自慢や報告をしてしまっている人もいると思います。
「だからといって、わざわざ他人にしゃべらなくても」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、異性からチヤホヤされた経験のない人が「人生初のモテ期が到来!」と感じたとしたら…無理もない、とも解釈できます。

 


この場合、モテ自慢をする男性は、純朴で裏表のない性格だと考えられます。

ただ一方で、「男性性(男性としての性)」にコンプレックスを抱いている人である可能性もあります。
「モテたかったけどモテなかった」という複雑な思いがモテ期到来によって解消されたと思いたくて、モテ始めた事実を周囲に吹聴し、自信を取り戻そうとしているのかもしれません。

その2「”少年系ナルシスト”の可能性」

モテること、あるいはモテた経験をしつこく自慢する場合は、その人が「自分がいかに男性として秀でているか」をひけらかす性質を持っている、と言い換えることもできます。

 

確かに男の人は「異性からモテること」に重きを置きがちです。

でも、それはせいぜい思春期から青年期前期までのこと。

一般的な男性は、青年期になり10代後半から20代になるにつれ、学業や仕事など社会的な面で自信がついてきたり、特定のパートナーができたりします。
いつまでも「異性からモテること」を重視しているのであれば、少々幼い面がありそうです。

しかも、モテることやモテた経験をしつこく自慢するなら、ナルシストである可能性も高いでしょう。
ナルシストがモテ自慢をするのは、「モテること」そのものがうれしいのではなくて、「自分はモテるという事実を人に認めさせ、さらに自尊心を高めること」が大事なのです。

 

 

「少年系ナルシスト」

こう表現すれば響きはいいですが、実はいつまでも思春期を抜け出られない、周囲も見えず空気も読めず、自分自身だけが大好きな人…なのかもしれません。

その3「モテトークを聞かせ、相手の反応を見ている」

もし、その男性が異性のあなたにだけモテトークを聞かせているのだとしたら?
その男性の他の性質にもよるのですが、彼はあなたに好意を寄せている可能性が高いです。

 

自分がモテることやモテた経験があることをあなたに聞かせてどんなリアクションするか観察している、または、

あなたに「モテない男」「冴えない男」と思われたくない、ちょっと自分に自信のない男性なのかもしれません。

 

 

彼女になりたいなら…

もし、あなたがその男性の彼女になりたいならば、「そんなふうにモテ自慢しなくても、貴方がモテるってわかってる」と言って自信をつけてあげると良いでしょう。


そんなにモテ自慢されちゃうと、私の入る余地ないですかね…」といったふうに、チラリと好意プラス不安を覗かせるのも女の子らしくて可愛いですね。

 

おわりに

あなたの周りにいるモテ自慢してくる男性は、どのタイプでしたか?

興味のない男性の自慢話に「それが何?」とイラッとしそうになったとき、今回の内容を思い出してみると少し冷静になれるかもしれません。

うまくあしらってくださいね。

 
 コラムニスト情報
石割美奈子
性別:女性  |   職業:臨床心理士 メンタルコーチ プロ家庭教師

えむ心理研究室室長、臨床心理士の石割美奈子と申します!よろしくお願い致します。

スポーツトレーナー、メンタルコーチ、心理相談員の経験を経てさらに心理学を深く学ぶ必要性を感じ、東京国際大学大学院臨床心理学研究科(博士課程前期)を修了。
臨床心理士の資格を得て、心理カウンセラー、メンタルコーチ、スポーツメンタルトレーナー(テニス・バレーボール等)、およびプロ家庭教師として活動しております。

2013年、心理学・教育学・スポーツ科学の統合的な研究と専門性を活かしたメンタルサポートをポリシーとする「えむ心理研究室」を立ち上げました。


【臨床心理士および「家庭教師カウンセラー」として】
心理カウンセラーとしては、精神分析を専門としており、主にカフェにてカジュアルなかカウンセリングを提供しています。
訪問心理療法、オンライン相談も承っております。

また、全国でも珍しい【臨床心理士でありプロ家庭教師でもある「家庭教師カウンセラー」】として、ご近所から遠方にお住いの方まで、幅広く学習支援と心理的な支援を同時にさせて頂いております。

得意な相談内容は以下のとおりです。

・不登校・ひきこもりの方と親御さんの支援
・発達の特性を持つ方と親御さんの支援
・夫婦関係の改善支援
・親子関係の改善支援
・精神分析的リワーク(復職支援)
・職場の人間関係の改善支援

日常生活ではなかなか得られない、心理的な洞察を深める和やかな相談時間をお約束します。

日本では「カウンセリング」というとまだまだ抵抗のある方も多いかと存じますが、より充実した日々を送るためのツールのひとつととらえて頂ければ光栄です。
どうぞお気軽にご相談ください。


【メンタルコーチとして】
スポーツ選手の方、
難関校合格を目指す大学受験生さん、
コミュニケーションに課題を感じる方を対象に、
メンタルコーチングをさせて頂いております。

勝利のために、夢を叶えるために、より良い対人関係のために。

精神分析を主軸とした自己洞察やイメージトレーニング、ロールプレイングなどを通じて一緒にがんばってまいります




コラムlatteでは心理学関連の記事を担当させていただきます。
ご覧くださった皆様にひとつでも参考にしていただける部分があるような、皆様の役に立つ記事を書き続けてまいります!


【石割美奈子の活動をお伝えする各サイトのご案内】

■カウンセリング・心理療法 えむ心理研究室
 http://ameblo.jp/m-f-culture

■スポーツメンタル強化コーチング
 http://tennis-mental.net

■臨床心理士×プロ家庭教師の学習支援
 http://ameblo.jp/m-freeproject

■えむ心理研究室 家庭教師カウンセラーのサイト
 https://m-shinri.jimdo.com/