人前で「赤面・冷や汗・手足の震えが出てしまうのが怖い」という人の『あがり症』対策

緊張したときに顔が赤くなったり、汗や震えを他の人に気づかれたりするのがつらい人向けのあがり症対策を紹介。赤面・発汗・手足の震えなどの身体症状を軽減するヒントも。

執筆者: 石割美奈子 職業:臨床心理士 メンタルコーチ プロ家庭教師
あがり症対策!「外見重視型」あがり症さん編

こんにちは、 えむ心理研究室の石割美奈子です。 

 

人前に出たときに、次のようなことが気になる方、いらっしゃると思います。

 

  • 「顔が真っ赤になってしまいそうで恥ずかしい」
  • 「冷や汗のせいで手汗・脇汗などが心配」
  • 「緊張のせいで手足が震えたとき、見ている人にわかってしまうのがつらい」

 

このような方は、あがり症の中でも他者からの印象を優先する傾向のある「外見重視型」と言えるかもしれません。

 

 

今回は、緊張したときに赤面したり、汗や震えを他者に気づかれたりするのがつらいタイプ、すなわち「外見重視型」のあがり症さんのあがり症対策を考えてみたいと思います。

 

  

対策1. 自分は「人からどう思われるか」外見を気にしていると自覚する

このタイプの方は外見的な魅力に自信を持っていたり、その自信が失われることを恐れていたりすることが非常に多いです。


まずは、自分が外見を重視していることや、外見に自信を持っていることを自覚しましょう。
そして、自分の外見が他者からどう評価されるかを重視していることも自覚していきましょう。

 

対策2. 「あがり症のせいで評価が下がる」と思い込むのをやめる

また、認知の修正をしていくのも大事です。

人前に出たときに、赤面したり、汗をかいたりするのは、多かれ少なかれ誰でも経験することです。

赤面や発汗、震えなどのあがり症の症状のせいで、他者からの評価が下がると思い込んでいませんか?
それは、適切な認知でしょうか。


中には、「人前に出るたびにあがっちゃうなんて困る、なんとかしろ」なんて言う上司もいるかもしれませんが、ほとんどの人は、「そういうの、私も経験あるよ」と共感してくれる人ばかりのはずです。

 

「ちょっとしたドジは、愛嬌があってむしろプラスに働く」と考えて!

見た目が整っていて、言動もテキパキと素敵な人は、確かに魅力的です。

でも、パーフェクトな人というのは非常に数が少なく、そればかりか嫉妬の対象になることもあります。

外見重視型のあがり症さんは、「あがらないようにしよう」とか「外見が乱れないようにしよう」と努力するのはむしろ逆効果なことが少なくありません。

 

 

「ギャップ萌え」という言葉もあります。
人前であがってしまうことをプラスの効果に変えていきましょう。

  • 「私、実はあがり症なの」
  • 「失敗することも何度もあって」

 

このように、本音を語ることをお勧めします。


気分的にもずいぶん楽になり、あがり症の症状はかなり軽減されるはずです。
「人間味があって素敵!」と、あなたのファンも激増すると思います。

 

赤面・発汗・震えなどの身体症状はクセになることも…

他者からの印象を優先するタイプのあがり症は、今回お話しした「外見重視型」の他にも、成功・失敗を非常に気にする「成果重視型」の人もいます。
外見・成果、どちらを重視するにしても同様なのは、プライドが高く、自尊心が傷つくのを恐れているために、自分がどうしたいかよりも、他者からどう評価されるかが気になってしまうという傾向です。

 

このような性質をお持ちの方には、緊張したときに赤面・発汗・震えなどの身体症状が起こりやすいです。

身体症状がクセになってしまった場合は、自分でなんとかしようとするとむしろ悪循環になってしまうこともあるため、カウンセリングなどで改善していくほうが効率の良いこともあります。

 

 

あがり症による身体症状を軽減するヒント

ここで、身体症状を軽減するヒントをお伝えします。

 

身体症状が発生するときには、心の状態を把握できていないことが多いです。
特に、他者からどう思われるかを気にするタイプのあがり症さんは、他者からの評価が下がってしまうかもしれないことを自分がどのくらい恐れているかをはっきり自覚することが大事です。


そして、他者の評価だけではなく、自分で自分をどう評価するかという考え方にシフトしていくと、身体症状はだいぶ軽減されると思います。

 

おわりに

「外見重視型」のあがり症さんは、外見ですでにアドバンテージを握っているのですから、あとは中身で勝負!

あがり症が軽減できるよう応援しています。

 
 コラムニスト情報
石割美奈子
性別:女性  |   職業:臨床心理士 メンタルコーチ プロ家庭教師

えむ心理研究室室長、臨床心理士の石割美奈子と申します!よろしくお願い致します。

スポーツトレーナー、メンタルコーチ、心理相談員の経験を経てさらに心理学を深く学ぶ必要性を感じ、東京国際大学大学院臨床心理学研究科(博士課程前期)を修了。
臨床心理士の資格を得て、心理カウンセラー、メンタルコーチ、スポーツメンタルトレーナー(テニス・バレーボール等)、およびプロ家庭教師として活動しております。

2013年、心理学・教育学・スポーツ科学の統合的な研究と専門性を活かしたメンタルサポートをポリシーとする「えむ心理研究室」を立ち上げました。


【臨床心理士および「家庭教師カウンセラー」として】
心理カウンセラーとしては、精神分析を専門としており、主にカフェにてカジュアルなかカウンセリングを提供しています。
訪問心理療法、オンライン相談も承っております。

また、全国でも珍しい【臨床心理士でありプロ家庭教師でもある「家庭教師カウンセラー」】として、ご近所から遠方にお住いの方まで、幅広く学習支援と心理的な支援を同時にさせて頂いております。

得意な相談内容は以下のとおりです。

・不登校・ひきこもりの方と親御さんの支援
・発達の特性を持つ方と親御さんの支援
・夫婦関係の改善支援
・親子関係の改善支援
・精神分析的リワーク(復職支援)
・職場の人間関係の改善支援

日常生活ではなかなか得られない、心理的な洞察を深める和やかな相談時間をお約束します。

日本では「カウンセリング」というとまだまだ抵抗のある方も多いかと存じますが、より充実した日々を送るためのツールのひとつととらえて頂ければ光栄です。
どうぞお気軽にご相談ください。


【メンタルコーチとして】
スポーツ選手の方、
難関校合格を目指す大学受験生さん、
コミュニケーションに課題を感じる方を対象に、
メンタルコーチングをさせて頂いております。

勝利のために、夢を叶えるために、より良い対人関係のために。

精神分析を主軸とした自己洞察やイメージトレーニング、ロールプレイングなどを通じて一緒にがんばってまいります




コラムlatteでは心理学関連の記事を担当させていただきます。
ご覧くださった皆様にひとつでも参考にしていただける部分があるような、皆様の役に立つ記事を書き続けてまいります!


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