皆さんは、旅行へ行こうと決めたとき、何を考えますか？

 

 

こんなところでしょうか。

 

「何気なく安いヨーロッパツアーに行ったら、冬で寒すぎてあまり観光ができなかった」なんてことはありませんか？

とは言え、ベストシーズンの旅行はどこも高くて、考えてしまう方必見です！

 

筆者がお勧めする旅行時季は、ベストシーズンの前後です。

例えば、8月が旅先のベストシーズンなら、7月の下旬か9月の上旬が良いと考えます。

 

まず、ベストシーズンについて検討してみましょう。

ベストシーズンには二種類あります。

 

「日本が連休のベストシーズン」と「現地の一番良い季節であるベストシーズン」です。

 

日本が連休時の旅行のメリットは、暦通りの休みの人は休暇が取りやすいということでしょう。

デメリットは、現地のベストシーズン云々にかかわらず、多くの人が旅行へ出かけるためツアーや航空券の料金が高騰します。

また、旅先には多くの日本人観光客が訪れているため、気分転換に海外へ行ったのに日本人ばかりで「ここは日本？」という状況に陥りかねません。

 

現地のベストシーズンのメリットは、気候が良いので観光しやすいこと、目的のイベントなどがある場合はイベントに参加したり見学できることです。

デメリットは、日本の連休時と同様にツアー、航空券が高騰します。

また、多くの観光客が押し寄せて来てどこへ行くのも渋滞、どこの観光名所も入場に長い行列ということもあります。

 

では、オフシーズンはどうでしょう？

 

日本が連休時以外の場合のメリットは、ツアー、航空券が安く、日本人観光客が少ないことです。

デメリットは、暦通りの休みの人は連休が取りにくいということでしょう。

 

また、現地のオフシーズンのメリットはツアー、航空券の価格が下がること、現地予約の場合ホテルも交渉によっては価格が下がること、観光客がいないため空いていることです。

デメリットは寒すぎて観光もままならない、暑すぎて外に出る気にもなれない可能性があり、旅先を思う存分楽しむ余裕が出ないこと。

また、残念ながらオフシーズンにはお店が閉まってしまうところも少なくないということです。

 

ベストシーズンの始まりはツアー、航空券の値段が上がる前、終わりは徐々に値段が下がり始める頃です。

気候に関して考えると、季節はいきなり変わるわけではありませんよね。

少しずつ変化するものです。

 

と言うことはベストシーズンの前後はそれほどベストシーズンとの差がないことが考えられ、気候も悪くないと思います。

また、ベストシーズンから少し時期をずらすだけでぐっと観光客も減るため、のんびり観光することも可能です。

 

イベントや紅葉、お花見などは季節限定なので日程をずらすことはできませんが、遺跡観光などの場合はベストシーズン前後に日程を変更することをお勧めします。

気候も良く観光客の少ない観光地をのんびり旅行できますよ。