タイの見どころ、プーケットタウン!オールドタウンの街並みやローカルフードを味わい尽くせ!
タイのプーケット島といえば、エメラルドグリーンの海と白い砂。
そんなビーチリゾートのイメージが浮かぶのではないかと思います。
ビーチばかりがクローズアップされているプーケットですが、実は市民の生活の場であるプーケットタウンには、歴史的価値があるものがたくさん存在しています。
近年では、国としてもプーケットタウンを観光地としてプロモートしようという動きがあります。
プーケット島の中心東側にある、プーケットタウン。
その昔、プーケットは、2つの領土に分かれていました。
ひとつが「プーケット」、ひとつは「シャラン」と呼ばれていました。
プーケットが錫貿易で栄えた19世紀頃に、この2つの領土を統一して、モダンな建築様式を用いた一大都市を作ろうというということになりました。
それが、現在のプーケットタウンの一角にある、「オールドタウン」呼ばれる場所です。
ここには、シーノポルトギュースと呼ばれる、中国とポルトガル建築が融合した建物が並びます。
夜はライトアップして、タイにいながらもどこか欧米の香りがする独特のムードがあります。
現在は、古くからの商店もありますが、レストランやカフェ、お土産屋さんなども並んでいます。
プーケットには、タイ料理やシーフード料理だけではなく、「プーケット料理」が存在します。
プーケット料理のほとんどが、このオールドタウンで食べることができます。
このあたりに今も暮らす人々は、ほとんどが華僑から渡って来た人々の末裔たちです。
観光客にも人気があるのは「福建麺(ホッケンミー)」というやきそば。
太い玉子麺を自分で売っているお店もあれば、今も炭火で調理をしているお店もあります。
他にも「オ・タオ」というお好み焼きみたいな料理や、「ロバ」という内臓料理。
「ムーホン」という豚肉を煮込んだもの、「オエ」というゼリーのデザートなどがあります。
オールドタウンには、カフェが多く点在しています。
昔ながらの建物を改装して、家族経営をしているカフェも多く、それぞれ個性的なお店が多くあります。
多分プーケットの中では、オールドタウンが一番のカフェ激戦区ではないかと思います。
そのためか、コーヒーがとても安く買うことができます。
プーケットのコーヒーは「KOPI(コピ)」と呼ばれ、紅茶は「セーロン」と呼ばれます。
苦くて甘いコピは、やみつきになりそうな味です。
オールドタウンをぶらぶらとそぞろ歩きも楽しいですが、必ず訪れて欲しい場所が2つあります。
1つは、Phuket Thaihua Musium(プーケットタイフアミュージアム)。
元々は学校だった建物を博物館にした建物です。真っ白で青い空によく映えます。
オールドタウンの歴史やプーケットの歴史を見ることができます。
もうひとつは、Chinpracha House(シンプラチャーハウス)。
1903年に建てられたシンプラチャーさんの邸宅ですが、造りが素晴らしいです。
当時の家具や生活をそのままに展示してあります。
時間が止まっている静かな場所であり、歴史への思いを馳せることができます。
昨年より、毎週日曜日にこのオールドタウンで、マーケットが開かれています。
夕方16:00-22:00まで、タラン通りを中心に歩行者天国になります。
道の両側には露天が並び、賑やかになります。
ここにもプーケットならではのお菓子や食べ物が売っています。
買い食いをしながら、ゆっくりライトアップされた建物を見て回るのも楽しいです。
プーケットの中心にあり、各ビーチからは30分ぐらいで来れるプーケットタウン。
ローカルバスなども出ているので、気軽に遊びに来ることが出来ます。
プーケットの人が今も大切にしているものが、ここではたくさん見ることができます。
ショッピングモールなどでは味わえないハンドメイド製品や、ローカルグッズなどのお買い物も楽しいですよ。
プーケットに来たら、ぜひプーケットタウンにも足を運んでみてくださいね。
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こんにちは。タイ・プーケット島に20年住んでいます。夫婦で旅行会社を経営する傍ら、趣味でやっていたテコンドーに没頭しすぎて、現在はインストラクターもしています。タイ旅行(特にリゾート地)のノウハウや、そこでの生活などを綴っています。
2005年から続いている、ブログも見てやってください。
http://phuketwebm.exblog.jp/
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