東京ディズニーランド・ディズニーシーの混雑を回避する方法!混まない曜日や混雑時の回り方

執筆者: 天野てんすけ
混雑期のTDL・TDSを快適に利用するコツ

もっとも簡単な方法は、まずなんといっても「通常週の平日」に行くこと。

学生の春休みや大型連休から外れた平日なら、とりあえず「驚くほどの混雑」は避けられます。

月曜日と金曜日は土日の休みとくっつけて取る人も多いので、比較的混雑しています。

また土日だと翌日ゆっくりできる土曜が混み、日曜は案外空いています。


とは言えそう簡単に平日に休みをとれるわけでもなく、場合によっては超繁忙期にしか訪れるタイミングがないという人もいるでしょう。

そこで今回は、平日以外でも快適にディズニーリゾートを利用するためのコツをご紹介いたします。

 

 

開演の2時間前には現地に到着しておこう

ディズニーリゾートは開演と同時に一気に混雑が始まります。

入園待ちの列は開演一時間前から爆発的に伸びるようなので、少しでも早く入園するためには多めに見積もって開演の2時間前(午前6時)にはゲートの前に並んでいたいところです。

ピクニックシートやトランプなどがあると長時間の開園待ちも苦ではないですよ。

 

 

混雑期(GW、春休み、お盆等)には前売り券を利用する

時期によっては驚くほど混雑するのがディズニーリゾート。

下手をすると入場制限がかかり、パークに入ることすら出来ないこともあります。

事前に混雑が予想されるようであれば、前売り券を購入するのがベターでしょう。ディズニーのサイトを利用して自宅から購入手続が出来るほか、コンビニの各種チケットサービスでも取り扱っています。

ディズニーホテルを利用する

ディズニーホテルに宿泊すると、なんと開園の15分前に入場することが出来ます。

一般のお客さんよりも確実に早く入園できるため、とにかく早く入園したいということであればホテルを利用するのがベストでしょう。

ただしファストパスは8時にならないと発券できないので、利用できるアトラクション、施設には限りが生まれてしまいます。ご注意を!

 

 

ガイドツアーを利用する

ガイドツアーを利用するとアトラクションへ優先的に案内してもらえたり、ショー・パレードを専用の鑑賞エリアから見せてもらえるなどのサービスが受けられます。

混雑する日でも人気アトラクションを体験することが可能ですが、かなり早くに受付終了となってしまいますので、開演後すぐに受け付けを済ませることが必要です。

ファストパスを利用する

ファストパスを利用すればアトラクションに並ぶ時間を大幅に減らせることができます。

しかしファストパスにも色々と制限があるので、事前におさらいしておくとベターでしょう。

 

 

プライオリティ・シーティング(PS)を利用する

「レストランのファストパス」ともいえるプライオリティ・シーティング(PS)は、レストランに空席ができたら優先的に案内してもらえるというシステムです。

混雑する日はFPを利用しないと食事をするだけで何時間も待つはめになってしまいます。

入園日の一ヶ月前から電話やインターネットで予約可能ですので、前売り券と併せて利用したいですね。


11:00-13:00の間はどこのレストランも非常に込み合いますので、できるなら10:00頃に一度「軽食」を済ませ、レストランが空いてくる15:00時くらいにもう一度軽食を取るとピークにかぶることがなくスムーズです。

併せて「お土産」も購入しておけば、帰りのお土産ピークを避ける事が出来ます。

大きな荷物でも、エントランス近くにコインロッカーがありますので安心です。

優先すべきアトラクションを網羅しておく

アトラクションによっては開演して1~2時間でファストパスが無くなってしまうものもザラです。そうなるとせっかく早くから列に並んだ甲斐がなくなってしまいますよね。
ファストパスをゲットしてから次のアトラクションの列に並ぶためにも、ズバリ朝一番で訪れるべきアトラクションは以下です。

 

東京ディズニーランド
  • モンスターズ・インク(ランド)
  • プーさんのハニーハント(ランド)
  • バズ・ライトイヤーのアストロブラスター(ランド)
  • スプラッシュマウンテン(ランド)

 

東京ディズニーシー
  • トイ・ストーリー・マニア(シー)
  • センター・オブ・ジ・アース(シー)
  • インディ・ジョーンズ(シー)


これらのアトラクションはFPがなくなるのが圧倒的に早いです。

特にモンスターズ・インク(ランド)はパークの入口からもっとも近いために混雑は必至で、トイ・ストーリー・マニア(シー)などは「開園から30分」がファストパスを入手できるかどうかの瀬戸際です。開園から10分でFPが無くなってしまうこともあります。

 

どうしても確実に乗りたいのであれば、ホテルを利用するのがいいでしょう。

少し余裕のあるアトラクションと組み合わせる
東京ディズニーランド
  • ホーンテッド・マンション(ランド)
  • ビッグサンダーマウンテン(ランド)
  • スペースマウンテン(ランド)
  • ミッキーの家とミートミッキー(ランド)

 

東京ディズニーシー
  • タワー・オブ・テラー(シー)
  • 海底2万マイル(シー)
  • レイジング・スピリッツ(シー)


これらの人気アトラクションは、お昼すぎまでFPが残っている可能性が比較的高いです。優先度の高いアトラクションとうまく組み合わせて、無駄なくパークを回れるようにしましょう。

その他のコツ

そのほか、以下のことを心がけておくと混雑解消に役立ちます。

 

  • アトラクションに優先度を設けておく。
  • 人気アトラクションは午前中が勝負。朝は人気アトラクション、昼は買い物や待ち時間の短いアトラクション、夜はパレードや花火がベスト。
  • 待ち時間の短いアトラクションをクッションにする。
  • ディズニーモバイルサイトに登録しておく(FPの発券情報などがリアルタイムでチェックできる)
  • もう、混雑するものだと覚悟しておく。
  • いっそ雨予想の日に行き、普段乗らないようなアトラクションを楽しむ。晴れたら通常通りジェットコースターやパレードを楽しむ。
 

 

おわりに

繁忙期にディズニーテーマパークが混みあうのは避けようがないことなのですが、予備知識無しで入園するのと作戦を練ってから行くのではその結果に雲泥の差が生まれます。

 

なにより、大事なのはそこで過ごす時間を楽しむことです。

どんなに混雑していても、たとえお目当てのアトラクションに乗れなくても、悲しい顔はしないでください。

混雑すら醍醐味だと心得て「ここは夢の国なんだ」ということを忘れずにいれば、きっと素敵な気持ちで1日中満喫できるはずです。