年齢を目立たせないお化粧の見直し術!アイメイク・リップ(口紅)・ファンデ・チークを使ったアンチエイジングメイク
今まで似合っていた色がいつの間にか似合わなくなった、そんな経験ありませんか?
それは、年齢を重ねることによって表れるエイジングサインが原因です。
例えば、くすみが気になる方は淡い色が似合わなくなったり、グレーのトップスを着ると白髪が目立つようになったという方がそれに当たります。
衣替えの時に前のシーズンに身に着けていた洋服を見直すのと同様、メイクカラーも定期的に見直すようにしていきましょう。
メイクアイテムの見直しを行う前にぜひ行いたいこと。
それは「どんな自分になりたいかイメージをする」ということです。
上品な印象を周囲に与えたい、柔らかい雰囲気になりたい、若々しく見えるようになりたいなど明確なイメージを持つことが重要です。
ちなみにラメやパールについての注意点です。
粒が大きく煌めき具合が安っぽく感じられるものは、30代以降の女性は特に使用されないことをお勧めします。
同様に、パールやラメが落ちやすいものもNGです。
なりたい自分を明確にイメージできたら、いよいよメイクの見直しを始めましょう。
色別の選定に入る前に、イメージに合わない質感のものなどは予め避けておくといいと思います。
年齢を重ねた肌には、肌の色味とかけ離れた「鮮やか過ぎる色味」は避けられた方が無難です。
肌のくすみを目立たせてしまう可能性が高いからです。
瞳や肌を明るく見せてくれるような色味のものを選びましょう。
質感について付け加えると、できればラメ入りのものは避け、パール入りの場合は粒子の細かく上品なものを選んで下さい。
口紅やグロスも、鮮やか過ぎる色は逆に老けて見えてしまう場合があります。それらの色をお使いになる場合にはティッシュオフをしたり、グロスで色の彩度を落とすようなメイクにすること。
色味を抑えたベージュも、年齢を重ねると難易度は高めになります。
肌がくすんで見えたり、寂しい印象になりがちです。
唇の血色を少しアップさせるような、明るい色味のものを使用されるといいでしょう。
エイジングサインが気になる肌には、鮮やかなカラーやラメなどが含まれたマスカラは避けた方が無難でしょう。まつ毛に視線が集中すると、かえってエイジングサインを引き立ててしまうことになるので注意が必要です。
マスカラの色は黒や茶色、深みのあるグリーンなど落ち着いたトーンのもので、かつ、まつ毛を艶やかに見せてくれるものを選ぶことをお勧めします。
また、ボリュームが出てカールキープ力が高いものを使うとリフトアップ効果が得られます。
さらに、目尻側にボリュームと長さを出すようにメイクすると、更なるリフトアップ効果があります。
ファンデーションは透明感とツヤが出るタイプのものを選ぶといいでしょう。マットな肌は老けて見えがちなので注意が必要です。
できれば30代以降はパウダリーファンデーションは避け、保湿力があるクリームやリキッドタイプのファンデを選びましょう。
また、シミやクマなどのお悩みはコンシーラーでカバーし、ファンデは薄くつけられるのが◎。
フェイスパウダーはマットになり過ぎず、適度な透明感を出すようなものを選びましょう。
カバー力が欲しい、ややマットよりなフェイスパウダーを使用したい時には、カバーしたい部分(例えば毛穴や目元のくすみが気になる部分)のみに使用し、その上からパール感のあるフェイスパウダーで仕上げることをオススメします。
チークは他のアイテムより色が鮮やかなものを選ぶのが◎。
血色をよく見せ、溌剌として印象を与えてくれるようなオレンジや、明るい色味のピンクがオススメ。
頬のトップより高めにふんわり乗せると、柔らかく若々しい印象に仕上がるでしょう。
スポンジで軽くぼかすのもお忘れなく。
パール感の強いチークは、肌の凹凸などのアラを際立たせる原因になってしまうため避けられた方が無難です。
メイクにも流行があります。
また、年齢とともに自分の立場、印象も変化していきます。
いつも同じメイク、同じメイクアイテムを使用していては、老けた印象を与えてしまうことにも繋がるのです。
自分のお悩みをカバーするのは当然ですが、ほどよく流行を取り入れつつメイクを楽しむことが大切だと思います。
さらに極めたい方は「すっぴん風ナチュラルメイクの方法を伝授!美肌で若く見せるちょっとしたポイント」も合わせてチェックして頂ければと思います。
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アンチエイジングアドバイザー、エイジレスビューティー研究家、美容ライター、@cosme公認ビューティストとして活動しております。
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