北欧風のテーブルコーディネート入門編 -和風に合う食器・ファブリック・キャンドル選び-

執筆者: apila-y
はじめに

お気に入りの食器を使って日々の生活を楽しむ時間はとても大切です。

 

家事、食事作りは毎日のことなので、少しでも楽しんで出来るようにしたいですよね。
北欧インテリアがお好きな方であれば、北欧食器や雑貨を使って家事をすることがとても喜びに感じるのではないでしょうか?


その中でも今回は、北欧風テーブルコーディネートのポイントをご紹介いたします。

 

ファブリックを使用する
お勧めのブランドは?

以前、北欧風のインテリアの作り方でもファブリックの使い方を書きました。

 

 

北欧のテーブルコーディネートを拝見しても、テーブルクロスなどのファブリックを使っているお宅がとても多いようです。

テーブルクロスを使ってなかったとしても、センタークロスやコースター、ポットマットなどに使用されていました。やはりファブリックは欠かせない物の1つであると感じます。

 

クロスは明るめの色で、北欧の方々には馴染みのある植物などの模様が使われている物が多いように思います。
マリメッコのファブリックを選ぶ方は多いような気もしますが、最近はアルテックという北欧ブランドのクロスもとても人気です。
マリメッコは明るい色・柄が多く、アルテックはモダンな感じですが手書き風だったりします。どちらも少し温かみがあるのが特徴ですね。

 

ファブリックを汚してしまったら?

また、『ファブリックは結構お値段がするのに汚してしまったらどうしよう』と心配の方に朗報です。
最近のテーブルクロス用のものは撥水加工されている物があります。
アルテックは撥水加工されている物が多いと思われます。
マリメッコも一部商品は撥水加工がされていますので、販売されているお店(「ルネ・デュー」さんや「コルティナ」さん「コネクト」さん)などにお問い合わせてみると良いです。

 

お値段が高い時は

『テーブルクロスは値段が高いため購入し難い』という方は、ランチョンマットがおすすめです。

撥水加工されているファブリックのお試しカット(ハーフカットといいます)を購入し、ランチョンマットをハンドメイドしたりするとまた愛着が湧きますよね。

その他、マリメッコのティータオルもおすすめです。

北欧生地にこだわらないと言う方は、普通にお気に入りのクロスを敷いてみて雰囲気を出してみるのも良いのではないかと思います。
その時の気分次第で食器を選ぶのと同じように、クロスを選ぶのもひとつの楽しみとなります。

 

 

料理によって食器を選ぶ
おすすめのブランド

前述していますが、毎日の食事が単調になってしまわないように、料理によって食器を選ぶということも日々の暮らしを楽しくしてくれるものです。


北欧食器では一番使いやすいイッタラ社のティーマを選ばれている方が多いと思います。
ティーマはとても使いやすい食器です。すべてをティーマで揃えてコーディネートするのもシンプルで素敵です。

 

 

しかし、北欧食器のブランドは他にもたくさんあります。

日本でもとても人気のあるパラティッシというシリーズ。その中でも有名な「アラビアの器(かもめ食堂で人気のある器もアラビアのものです)」やロールストランドの器、ホルムガードの器など、名前を出すときりがありません。


日本人なのでまったく和食を食べないという方はいらっしゃらないと思いますが、北欧食器は和食や和食器と組み合わせても使いやすいです。


 

パラティッシシリーズ

アラビアの食器はシンプルな物もありますが、植物モチーフなどの模様がある食器の方が多く、人気があります。

この中で代表的なものは「パラティッシ」です。

パラティッシは大胆な色使いや印象的な絵柄のため「和食には似合わない」「洋食の時にしか使えない」と思われます。

しかし、パラティッシシリーズの1つであるブラックパラティッシは、唐揚げや生姜焼き、とんかつなどの「ザ・日本の定食」と言われるような食材を盛り付けたとしても、違和感がなく使うとこが出来ます。

パラティッシの模様がとても上品なので、普通の唐揚げなどがちょっとした洋食屋さんのような雰囲気になります。

 

和食に合う北欧食器ブランド

また、映画「かもめ食堂」のおにぎりを乗せているシーンで人気となった「24h avec」や、数年前に新作で作られた「tuokio」シリーズは、和食器かと思われるくらい和食に合います。

お刺身や煮魚、煮物までも似合ってしまう素敵な北欧食器なのです。

 


これらの少しインパクトのある食器をワンポイントで使うだけで、日々の食卓に変化をもたらしてくれます。食器を選ぶ楽しみが増えていきますね。

 

グリーンとキャンドルは欠かせない

こちらもインテリア同様、テーブルコーディネートにも季節のお花(グリーン)を飾り、キャンドルを灯すとより雰囲気が出ます。


毎日とは言いませんが、週末や記念日などゆっくり時間が取れる時にはお部屋を間接照明にしてキャンドルを灯してみて下さい。リラクゼーション効果も抜群ですし、きっと特別感が出ると思いますよ。

テーブルの上を小さなお部屋のように考えて配置をしたり飾ってみて下さい。
北欧風を意識するのであれば、シンプル一辺倒ではなく、ちょっとカラフルな色合いがあると良いです。