お手軽食材で簡単に作る離乳食レシピ(初期~後期~完了期)!ツナや寒天などを使ったメニュー例

執筆者: colonna
はじめに

離乳食作りは、細かくすり潰したり、柔らかく煮たりと結構手間がかかります。

 

初めのうちは大人の食事からの取り分けることもできないので、気が付いたら1日に4回も5回も食事を作ることになってしまい、ママは大変です。

 

そこで、離乳食が簡単に作れて、栄養もプラスできる便利な食材をご紹介します。

 

 

冷凍ブロッコリー

冷凍食品の野菜は旬の時期に収穫されたものをボイル・冷凍しています。

つまり、旬な状態のものを一年中食べることができるのです。


ブロッコリーの小房を1房深めの小皿に入れ、お水を1cmほど入れたらラップをしてレンジで1分ほど加熱します。

加熱時間は、お使いのレンジやお子様の好みに応じて調節してください。

あとは、離乳食の進み具合に応じて細かくします。


  • 初期:先の部分のみを細かく刻んで、すり鉢に入れてすり潰します。
  • 中期:先の部分のみを細かく刻みます。
  • 後期:全体を細かく刻みます。

 

刻んだものはお粥やパスタなどに混ぜるだけで野菜が摂れます。

また、お豆腐で白和えにするのもオススメです。

 

 

ツナ缶(離乳食中期以降)

動物性の食材を取り入れたいけれど、アレルギーが心配だったり加熱が面倒だったりします。

そこで便利なのがツナ缶(ノンオイルで食塩無添加が良い)です。

 

あらかじめ加熱されていて柔らかいので、冷凍ストックのお粥やスープを解凍する際に一緒に加熱する程度でOKです。

使い切れなかった分は、ポリ袋に入れ薄く平にして冷凍しておきましょう。

使いたいときに使いたい分だけパキっと折れるので便利です。

 

粉寒天

離乳食が進んで母乳やミルクの量が減ってくると、便秘がちになる赤ちゃんも多いです。

そこで、食物繊維と水分をたっぷり摂れる寒天ゼリーがお勧めです。

作り方もとても簡単です。

 

寒天ゼリーの作り方
  1. 鍋に水100ml、粉寒天1gを入れ、よくかき混ぜてから火にかける。
  2. 沸騰したらすぐに火から降ろし、人肌程に温めた牛乳150mlを加えてよく混ぜる。
  3. お好みで砂糖やフルーツを加える。
  4. 器に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。
 

牛乳の代わりにオレンジジュースを水で薄めたものとオレンジの果肉を入れると、美味しいオレンジゼリーができます。

また、野菜出汁とトマトの果肉を入れると、トマトゼリーができます。

 

 

寒天ゼリーは冷凍すると美味しくなくなってしまいますので、たくさん作って冷凍保存することはお勧めできません。

1日くらい日保ちをするので、食べきれる分だけ作るようにしましょう。

 

コーンフレーク(プレーンタイプ)

冷凍しておいたお粥のストックがなく、ご飯も炊き忘れてしまったというピンチのときは、コーンフレークがお勧めです。


離乳食の進み具合に応じてコーンフレークを砕き、牛乳(または粉ミルクをお湯で溶いたもの)をかけて、レンジで30秒程加熱します。

バナナやかぼちゃペーストなどを加えてアレンジすると、さらに栄養満点です。


 

かつお節

なるべく薄味を心がけていても、お出汁を取るのは結構手間がかかるものです。

お出汁を切らしてしまったときは、お粥にかつお節を混ぜてみて下さい。

風味も豊かなり、栄養価も高まります。

 

お粥だけでなく、お豆腐やスープに入れてもOKです。ぜひ、お出汁を取るときだけでなく、具としても活用してみてください。

 

おわりに

ただでさえお世話が大変な乳児期のお子さん、離乳食のことばかりに時間・手間をかけていられませんよね。

今回紹介した食材を上手に使いながら、ママさんにとっても楽な、お子さんにとっても美味しい離乳食を作りましょう。