海外の外国人から見た「日本人だなあ…」と思われる特徴・文化・価値観まとめ
こんにちは、バリ島現地ライターのKIKOです。
世界の国々はそれぞれ独自の文化や常識があり、その国に住む人にとっては普通のことでも、外国人にしてみればびっくりしてしまうことがあります。
特に日本は「アニメ」や「オタク」など独特の文化が注目されており、世界一と言われるサービス精神や礼儀正しさなど好意的なものから、「理解不能」として奇妙な眼差しで見られるものまで様々です。
今回はそんな日本の文化の中でも、世界中の人々があっと驚いている文化をご紹介します。
日本では特定の信仰を持つ人は多くありませんが、海外諸国では宗教は生活の基盤となるほど大きなものです。
宗教を信仰する人にとって、生活習慣、思考、結婚、逝去に至るまで人生におけるアクティビティは、全て信仰の教えに従って行われます。
日本のように、クリスマスを祝ったかと思えば元旦には神社に初詣に行き、イースターやハロウィンを楽しみ、教会で結婚式を挙げたかと思えば趣味で座禅を組んだり、お葬式にお坊さんを呼ぶなど考えられないことなのです。
無宗教の日本人にしてみれば、宗教が原因で戦争が起きることなど到底理解できないことです。
しかし世界中の多くの人にとって、宗教とは自分のアイデンティティを見出す重要な要素なのです。
日本人の勤勉さは世界的にも有名であり、しばしば「世界の人間は生きるために働いている、日本人は働くために生きている」とジョークにされることもあります。
日本は古来より集団主義が徹底されてきた国で、組織に従うことや会社への忠実心が美徳とされていますが、世界のほとんどの国は個人主義社会です。
日本の社会のように組織のために我慢することなど考えられないことですし、ましてや家族と過ごす時間を削ってまで残業する人など誰もいません。
日本人は自分の意見を殺しても組織に従い、間違った命令も忠実にこなし、反論することなく従いますが、実はこれは世界的に見ても稀有なことなのです。
世界的に見ると日本における凶悪犯罪率はとても低く、日本=平和のイメージが定着しています。
しかし多くの日本人は日本の平和が普通だと誤解しているため、海外に行くとたちまちターゲットなり犯罪やトラブルに巻き込まれてしまいます。
例えば、ファーストフード店で席に荷物を置いて注文をしに行ったところ、戻ってきたら荷物がなかった、バッグを肩からかけて道路を歩いていたらひったくられた、などがありますが、これらは海外では犯罪どころか普通に起こることなのです。
外国人にしてみれば「盗られて当たり前」としか映らないため、防犯意識のなさに驚かれてしまうのです。
近年はグローバル化が進み、さまざまな人種の人が気軽に世界中を行きかう時代になりました。
異国間のコミュニケーションには言語だけでなく、お互いの文化をしっかりと理解して尊重し合うことがとても大切です。
留学や旅行などで海外に行く場合はその土地の文化を学んでみるのも面白いですし、異文化コミュニケーションを通して新たな価値観や視点などを知るのも楽しいですよ。
|
|
フリーランスライター / 通訳 / 翻訳
留学と旅行で世界各地を回り、辿り着いたのはインドネシア・バリ島。
医学情報サービス会社で企画原稿のライティングを経験、
Webコンサルティング会社でインターネット広告ライティングを担当し
現在はコピーライティング、ポータルサイトのライティング、ウェブメディアのコラムなどを執筆。
|
|