マンタやアンボウと戯れる!バリ島のおすすめダイビングスポットまとめ

執筆者: まつもと まり 職業:ダイビングインストラクター(PADI IDCスタッフインストラクター)
はじめに

バリ島の海のアクティビティーと言えばサーフィンが有名ですが、実はダイビングで潜るポイントも沢山あり、初心者から上級者までレベルにあったサイトで潜ることが出来ます。

 

また、台風などの影響を受けない為、時期を問わず潜ることが可能です。

 

 

マンタ・マンボウと出会えるマンタポイント

バリ島で一番有名なダイブサイトは、バリ本島からスピードボートで50分ほどで行ける、ヌサペニダという島のマンタポイントでしょう。

かなり高い確率で、マンタが優雅に泳ぐ姿を見ることが出来ます。

 


7月から10月の水温が低い時期には、普段深い場所にいるマンボウが、20m付近まで上がってきます。

このマンボウを見るために、世界中からダイバーが押し寄せ、バリ島のダイビングショップは一番の繁忙期を迎えます。


マンボウに出会える海域は、流れが強い場所が多いので、中級から上級者向けのポイントと言えます。

 

 

トランベンにあるアメリカの沈没船が沈むポイント

初心者から上級者まで、誰でも楽しむことが出来るのが、南部リゾートエリアから車で北へ2時間から2時間30分のトランベンという村にある、アメリカの沈没船、リバティー号が沈むポイントです。

 

全長100mを超える沈没船が、岸からすぐの所に並行して横たわっています。

深度は5メートルから約30メートル付近まであります。

18mまでしか潜れないオープンウォーターのライセンスや、12mまでの体験ダイビングでも十分に楽しむことが出来ます。

 

 

基本的にビーチエントリーのサイトですが、足腰に自信の無い方は、小さなボートでエントリーすることが可能なダイビングショップもあります。


水温は27度から29度、透明度は10mから20mです。

乾季は波が立ってエントリーが難しい場合もありますが、基本的には安定しています。

 

 

目的に合わせた様々なダイビングスポット

移動に2時間は使いたくないという方には、車で1時間で行けるパダンバイは如何でしょう。


パダンバイにはいくつかダイビングポイントがあり、見たい魚の種類などによって選ぶことが可能です。

ウミウシやカエルアンコウなど、カメラ派ダイバーに人気の生き物や、万人受けをするウミガメやサメ、観光潜水艦オデッセー号に遭遇出来るポイント等があります。

流れも緩やかな場合が多いので、初心者の方から楽しむことが出来ます。

 

 


他にも、バリ島北西部にある国立公園内のムンジャンガン島や、サメやウミガメが見れるチャンディダサ、トランベンからほど近い長閑な場所にあるアメッドなど、沢山のダイブサイトがあります。

 

おわりに

ダイビングをする際は、ダイビングポイント、ダイビングショップの情報、日本人の有無などの情報を事前に得るようにしましょう。

ご自分のレベルや好みに合わせたダイブサイトを選ぶことが、安全に楽しく潜る為の秘訣と言えます。

 

また、水中生物やサンゴなどに触らない等、ダイビングをする上で必要な最低限のルールは守って、水中環境の保全に努め、バリ島の海を美しいまま保つことにご協力下さい。

 
 コラムニスト情報
まつもと まり
性別:女性  |   現在地:バリ島 デンパサール  |   職業:ダイビングインストラクター(PADI IDCスタッフインストラクター)

バリ島サヌールにある、PADI ダイブセンターとして最高ランクPADI CDC(キャリア・デベロップメント・センター)の認定を持つ、日本人コースディクター常駐の「バリ・クリスタルダイバーズ」http://cd-taka.com/にて、IDCスタッフインストラクターとしてインストラクターコース指導の経験を積みながらバリ島に住む事4年目に突入!
「ひとりでバリばっか」http://blog.livedoor.jp/barimari55/毎日更新中!!

 

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