お祝いのお花の選び方は?結婚・誕生日・記念日など選び方のマナー

執筆者: 高橋 綾子 職業:フラワーデザイナー/ライター
はじめに

こんにちは。フラワーデザイナーの高橋綾子です。 

 

お誕生日や記念日、お店の開店や公演などのご出演など、お祝い事にお花を贈るのは定番ですよね。

しかし、一体どんなお花を選んだら良いのか迷ってしまうことも多いはずです。


そこで、喜んで貰える花選びのポイントをお教えしましょう。

 

相手を思う気持ちが大事

まず最も大事なのは、相手のことを思う気持ちです。

 

どんなお花や色合いが好きだったか、どんな雰囲気の人だったか、そして飾る場所はどんなところか…。

相手のことを想像しながらお花を選んでみましょう。

 

相手のことを考えて悩んで選んだその気持ちは、お花を通してきっと相手に伝わります。

大事なのは『おめでとう』の気持ちを伝えることなのです。

 

無理せず自分らしく

花贈りの鉄則は、決して無理をしないことです。

 

小さな、ささやかなお花でも、気持ちは十分に伝わるものです。

自分にも相手にも負担になるような贈り物はNGですよ。

自分の出来る範囲で、自分らしい花贈りを目指しましょう。

 

シーン別の失敗しない花選びのポイント

それぞれのシーン別に、お花を選ぶポイントを挙げてみました。

お花を贈ることになったら、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

お誕生日、記念日の花選び

ズバリ、相手の好きなお花を贈りましょう!

誰でも、自分の好きなお花を貰ったら嬉しいものです。

 

事前に相手の好みをリサーチしておくのも大事です。

分からないときには、お花屋さんにぜひ相談をして下さい。

その人のイメージや好きな色合い、年齢などを話しながら、アドバイスを受けましょう。

 

開業、開店祝いのお花

お店の開店や事務所開きのお祝いに、お花を贈ることも多いものです。

アレンジメントや観葉植物、コチョウランの鉢物など、基本的にはどんな物を贈っても大丈夫です。

 

気を付けなければいけないのは、贈り先のスペースについてです。

大きな事務所やお店には、大振りのコチョウランや観葉植物も良いですが、大抵は多くのお花が届いています。

小さなお店では飾るスペースがなく、返って邪魔になることもあります。

事前に贈り先の方と相談するか、分からないときにはアレンジメントや小振りの観葉植物が無難でしょう。

 

結婚祝いに贈るお花

 

ご結婚のお祝いに、お友達のお花を贈ったりすることもありますよね。

結婚式をイメージして、白のお花だったり、相手が好きな優しい色のお花を贈ることが多いようです。

 

当日式場に贈りたい場合には、注意が必要です。

新郎新婦にきちんとお花が届くように、式場やホテル内のどこの場所に届ければ良いか、またお届け時間など、事前に確認をしておくようにしましょう。 

 

公演や舞台のお祝い花

大好きな俳優さんの公演や、お友達の舞台などにお花を贈るケースもあるかもしれません。

そんなときには、必ず自分の名前が書かれた名札や、メッセージカードを付けるようにしましょう。

 

当然のことながら、たくさんのお花が届いていることが予想されます。

どなたから来た物なのかが分かるように、名前を書いておくのも大切です。

また、公演を行う劇場によっては、お花の持ち込みが制限されている場合もあります。

必ず事前に確認をしましょう。

 

おわりに

お祝い事は誰にとっても喜ばしいものです。

そんな嬉しいシーンに、気持ちのこもったお花が届いたら、より一層喜んでくれるはずです。

 

相手への気遣いを忘れずに、おめでとうの気持ちと一緒に、あなたもお祝い事の花贈りをしてみませんか? 

 
 コラムニスト情報
高橋 綾子
性別:女性  |   職業:フラワーデザイナー/ライター

フラワーデザイナー、フローリスト、ライター

東京世田谷にて2000年に、夫と共にフラワーショップ『evergreen』をOPEN。
店頭、ウェブでのお花の販売のほか、ウェディング、レッスンなど幅広く活動を行っています。

毎日の暮らしに花を取り入れる提案や花合せのコツだけでなく、カラーやインテリア、写真やガーデニングなどなど、毎日の生活をもっと楽しいものにする、そんな情報を発信できたら・・・と思っています。

サイトやブログでも、お花の情報を公開中です!
HP http://www.f-evergreen.com
ブログ http://blog.livedoor.jp/fevergreen/