未知なる国グアテマラ!気候・言葉(言語)・おすすめ観光地まとめ
グアテマラと聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
多くの日本人の方が「コーヒーの国かな」と思われるのではないでしょうか。
コーヒー以外馴染みがなく、どのような国なのか、そもそもどこにあるのかなど、その多くが謎だと思います。
今回は、未知なる国グアテマラについてご紹介します。
グアテマラは中米にあります。
メキシコのすぐ南に位置し、南は太平洋、北東はカリブ海に面しています。
日本からは、アメリカやメキシコで乗り継ぎ、総移動時間20~30時間の遠い国です。
中南米と一言で片付けられやすく、ブラジルに近いと思われがちですが、ブラジルは遠いです。
ブラジルは南米、グアテマラは中米です。
グアテマラからは、ブラジルよりアメリカの方が近く、フロリダまでは2時間半くらいです。
グアテマラはスペインの植民地だった為、公用語はスペイン語です。
しかし、先住民のマヤ系言語等が未だに多く残っており、地方では実際に使われています。
特に地名はスペイン語ではないものが多く、
ウエウエテナンゴ(Huehuetenango)、パナハッチェル(Panajachel)と言った耳慣れない響きの物があります。
グアテマラには四季がなく、あるのは雨期(5~10月)と乾期(11~4月)の2種類だけです。
現地では雨期を「冬(スペイン語:invierno)」、乾期を「夏(同:verano)」と呼びます。
5月に「冬が始まるね」と言われた時、最初は意味が分かりませんでした。
しかし、雨が降って少し肌寒い季節(20度位はありますが)が、グアテマラ人にとっての冬なのかもしれません。
気温は常に20度前後と温暖で、雨を除けば、1年中非常に過ごしやすい気候です。
グアテマラは熱帯地域に位置するのですが、多くの都市が標高1500~2000mの高原地帯にあり、年間を通じて半袖と羽織物があれば過ごせる位の快適さなのです。
2月末の写真ですが、明るい日差しが眩しいです。
グアテマラには多くの観光資源があります。
世界遺産の古都アンティグア市は、スペイン文化を色濃く残す、コロニアルな街並みが特徴です。
同じく世界遺産のティカル遺跡を筆頭に、多くのマヤ遺跡もあります。
また、世界一美しいと言われる湖、アティトラン湖(写真)まであり、多種多様な観光が楽しめる国です。
グアテマラ人も誇りにしているコーヒーは、確かに納得の美味しさです。
しかし、グアテマラはコーヒーだけではありません。
1年を通じて温暖な気候、魅力溢れる世界遺産と歴史。
今後は、グアテマラと聞かれたらコーヒー以外も思い浮かべて下さいね。
アンティグア市の様子。
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これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。
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