日常的に出来る瞑想のやり方!正しい呼吸の仕方と効果を体感しよう (2/2)

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター
ヨガは体を使う瞑想

ヨガは、体を使う瞑想です。
様々なポーズを取りながら、呼吸を意識し、コントロールし、視点を定めて五感を感じ取り、その時々で湧いてくるイメージを眺め、ひらめきや直観、気付きを得ます。


過去の心配事や未来の不安を見ようとするのでなく、シンプルに今現在の自分の呼吸・心や体の様子をそのまま感じ取っているだけです。
私達は、普段あれこれと悩む時、現在の自分への視点が空っぽで、過去や未来の心配をしているものです。


そんな時、今ここでしか実感することの出来ない実体としての「体」を使い、呼吸を意識していくことで、充実した、冷静で落ち着いた、またリラックスした心と体の状態へと自分を導きます。

すると、情報に振り回されていた頭も、リセットされていくのです。

 

おわりに

体をゆっくり動かし、静かにポーズをキープするヨガは、瞑想の状態を作りやすいのです。
また、元々は座禅・瞑想から派生してきた経緯もあります。

 

忙しい日常の中に、一分間でも瞑想やヨガの要素を取り入れてみるだけで、心の雲が薄くなり、晴れ渡っていくでしょう。

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com