混浴の秘湯「法師温泉」!観光ポイント・泉質効果・アクセスなど紹介 (1/2)
はじめに
法師温泉の「法師の湯」の湯船、この写真は皆さんどこかで見たことがあるのではないでしょうか。
温泉愛好家なら知らない人はいない秘湯です。
群馬県と新潟県の県境、三国峠近くの一軒家で、昔ながらの鄙びた佇まいにまず圧倒されます。
源泉の湧くところに湯船が造られ、生まれたての源泉を肌で味わうことが出来ます。
お湯は適温・淡白で長湯が出来ます。
宿の佇まい
渡り廊下でつながった、昔のままの宿舎が印象的です。
建物は国登録有形文化財です。
赤いポストがなければ、いつの時代か分からないでしょう。
ドラマや映画にも使われています。
入口のロビーの天井です。
館内も昔のままです。
宿の中は通路が入り組んでいますが、それもまた一興です。
法師の湯
「法師の湯」は、仕切られた木枠(下はつながっています)と、底に敷き詰められた石が印象的です。
所々からあぶくがぷくぷくと昇ってきます。
源泉の生まれる場所です。
源泉温度が42-43℃なので、湯船は40℃くらいでしょう。
なので長湯が出来ます。
泉質はカルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉で、さっぱり感があります。
混浴ですが、男性陣が占めていて、女性には少しハードルが高いようです。
タオルで軽く体を覆い、タオルを湯船に入れることなく上手に入る方は、混浴の通です。
法師の湯の他にも、女性専用の新しい湯船があるので、そちらも楽しめます。
季節毎の佇まい
夏
夏は緑が引き立つ季節。
川の流れも爽やかです。
苔むした屋根、周囲の山塊の樹林、中庭に配置された樹木、いずれもこれぞ日本という雰囲気です。
お歳を召された方は、郷愁を感じ、若い方々には昔の日本を体験することが出来ます。
変わらない、変えないということの価値を感じます。
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