パソコン・PCにはウイルス対策ソフトが必須!ウイルスの定義と感染を防ぐ基本セキュリティ
こんにちは。PCインストラクターの良知敏子です。
早速ですが、皆さんのパソコンにウイルス対策ソフトウェアはインストールされていますか?
「PCを買った時のまま」とか「期限切れてます」とか「そもそも良く分からない」とか、私の教室のお客様の中には、そのようにおっしゃる方もいらっしゃいます。
ウイルス対策ソフトウェアとは、そもそも何でしょうか。
ウイルス対策ソフトウェアとは、コンピュータウイルスやワームなど、悪意のあるソフトウェアプログラムを探し出し、隔離や削除を行うコンピュータープログラムの事です。
このソフトウェアをパソコンにインストールしておけば、悪意のあるソフトウェアから絶対にパソコンを守れるという訳ではありませんが、かなりの確率で防ぐことが出来ます。
この確率はソフトウェアによって異なりますし、もちろん使い勝手も異なります。
そして価格も異なります。
コンピューターウイルスとは、パソコンの内部に侵入してデータを破壊する、パスワードを盗み出す、パソコンを起動出来ないようにする、バックドアを仕掛けてパソコンを外部から操作出来るようにするなどの操作が出来るように、とても巧妙に設計されたソフトウェアプログラムです。
ウイルスは、ウイルス自身を他のコンピューターに拡散させる場合や、インターネット経由で広がったりする場合があります。
このようにとても危険なコンピュータウイルスですが、防御するためにはどうしたら良いのでしょうか。
情報処理推進機構のホームページでは、ウイルス対策7箇条として、以下の内容が挙げられています。
2008年の更新なので、情報としては少し古いですが、内容は現在でも十分通用するものです。
- 最新のウイルス定義ファイルに更新しワクチンソフトを活用すること
- メールの添付ファイルは、開く前にウイルス検査を行うこと
- ダウンロードしたファイルは、使用する前にウイルス検査を行うこと
- アプリケーションのセキュリティ機能を活用すること
- セキュリティパッチをあてること
- ウイルス感染の兆候を見逃さないこと
- ウイルス感染被害からの復旧のためデータのバックアップを行うこと
http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/7kajonew.html
この中で、1番に挙げられている「最新のウイルス定義ファイルに更新しワクチンソフトを活用すること」が、とても簡単で重要な対策ではないかと私は思います。
ワクチンソフトとはウイルス対策ソフトのことですが、パソコンの中に必ず対策ソフトをインストールし、ウイルス定義ファイルを更新すること。
更新するといっても、ソフトウェアで自動的に更新が行われるはずですので、使う側としては、パソコンの中にインストールしておけば、それで対策が終了するのです。
ウイルス対策ソフトウェアは有料の物が広く知られております。
例えば「ウィルスバスター」や「ノートンセキュリティ」など、1年~3年ごとに、ソフトウェアをバージョンアップして使っていくものから、一度購入してしまえば、半永久的に使い続けられる「ウイルスセキュリティZERO」といったものもあります。
また、無料の物もあります。
どのような商品があるのか、それぞれの特徴はどうなのか、という事については、以下のサイトが参考になるかと思います。
http://thehikaku.net/security/hikaku.html
他には、経済産業省の「セキュリティ対策しよう」というページも参考になります。
http://www.net-anzen.go.jp/checkpc/measures/index.html
「私のパソコン大丈夫かな?」なんて心配になったら、ぜひご覧下さい。
コンピュータの内部情報を利用した犯罪も増えている今日この頃、自分の身は自分で守るしかないのが現状です。
正しいセキュリティ知識を少しでも身に着けて、楽しくパソコンを使っていただければと思います。
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はじめまして。静岡県静岡市でパソコン講習やセミナー、ホームページ作成やサポートを行っているテックスカラ代表の良知敏子と申します。
営業事務業務のIT担当として、たまたま携わったパソコンでしたが、色々な業務に携わりながらとてもたくさんの事を学び、現在に至っております。
常にユーザー目線での講習や制作を心がけることが信条です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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