前回のコラムでは、フィリピンのマニラ近郊でのスキューバダイビングどころを紹介しました。

では、ダイビングを一度もしたことのない人はどうすれば良いのでしょうか？

通常は、2つの選択肢があります。

1. 体験ダイビングをしてみる
2. 初級コースであるオープンウォーターコースを受講する

今回は体験ダイビングについて、紹介していきます。

体験ダイビングは、PADIではディスカバースクーバ（Discover SCUBA）、その他団体では、イントロダイビング（intro diving）などと呼ばれて実施されています。

必要な荷物は水着のみとしているところが多く、気軽に参加出来るのが特徴です。

通常、所要時間は2～3時間程度。

半日あれば、認定ダイバーと同じ器材を使って、はじめての水中散歩を体験することが出来ます。

費用はマニラ近郊のアニラオの場合、2回潜って3,000ペソ程度、1回だけで1,500ペソで実施しているサービスもあります。 

まず始めに受付を行います。

氏名や住所などのほか、体験ダイビングで遭遇するかもしれない危険についての説明と、それを理解しましたという同意書への署名をします。

次に水着に着替えて、ダイビング器材の説明を受けます。

説明が長過ぎると退屈してしまうので、経験の豊富なガイドさんは要点をおさえながら、楽しく紹介してくれるはずです。

これがスクーバダイビングに使う器材です。

• 圧縮空気の入ったタンク
• 浮力の調節できる浮袋のBCD
• 水中で空気を供給してくれるレギュレータとゲージ
• マスク
• スノーケル
• 浮力と保温のためのウェットスーツ
• 足を保護するブーツ
• 足ひれ
• 沈むための錘（ウェイト）とベルト

初めてなのでレンタルすることになると思いますが、通常レンタル費は参加費用に含まれています。