六本木のお散歩ガイドマップ♡運気UPの「港七福神」スポット巡り -前編- (2/2)

執筆者: 薄荷脳70
櫻田神社(さくらだじんじゃ)

六本木の最後は、かつてITバブルで一斉風靡した六本木ヒルズです。

 

 

この六本木ヒルズの目の前にあるのが、1180(治承4)年創建された「櫻田神社」。
祀られているのは「寿老人」で、期間中は社殿前で拝顔できるのですが撮影禁止です。

 

長寿と自然との調和のシンボルである牡鹿を従え、更に長寿のシンボルである不老長寿の桃を持っていることから、日本では文字通り長寿の神とされています。

 

 

この神社は、この付近で生れた新撰組の「沖田総司」と、明治期の陸軍大将「乃木希典」のお宮参りの神社として有名です。

現在でも沖田ファンが、近くにある墓とともに参拝に来るそうです。
六本木ヒルズの正月風情を楽しみながら参拝するのも、この時期ならではのものです。

 

 

麻布氷川神社(あざぶひかわじんじゃ)

六本木から元麻布に入ると未来的なフォルムの元麻布ヒルズが見えます。

 

 

元麻布ヒルズの前にあるのが、942(天慶5)年創建された「麻布氷川神社」。
祀られているのは「毘沙門天」で、毘沙門天は時代によってご利益が変わります。

平安時代は財福→無病息災→福の神となり、室町時代に七福神の一尊、江戸時代以降は特に勝負事の神となったのです。

 

 

実はアニメの聖地!

かつて爆発的な人気を誇ったアニメ・漫画の『美少女戦士 セーラームーン』の戦士の一人、セーラーマーズこと“火野レイ”が巫女をつとめる神社のモデルとなったことから、大人気となったこともあったのですが、現在は、そのような喧騒もなく参拝が出来ます。

近くには、有栖川宮記念公園や大使館のあるエリアですから、落ち着いた静かな佇まいの元麻布を楽しむことができるでしょう。

 

 

おわりに

六本木の七福神・前編をお届けしました。

後編では、最先端のオシャレタウン六本木とは違い、歴史のある麻布・芝を巡ります。

どのような風情が見られるかお楽しみに。

 

 
 

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