長期ビザを取得すると、スペインに学生として181日以上の滞在が認められます。

スペイン到着後、長期ビザを、Tarjeta de Estudiante（タルヘタ・デ・エストゥディアンテ）と呼ばれる学生滞在証に切り替える必要があり、この学生滞在証は延長することも出来ます。

申請に必要な書類や申請用紙は、短期ビザとほぼ同じですが、無犯罪証明証と健康診断証の2つの書類が追加となります。

• 査証申請用紙（ビザ申請用紙）：原本とコピー。
• 証明写真：45mmx35mm、1枚、カラー背景白。
• パスポート：入国より1年以上有効。
• 入学許可証：原本とコピー。
• 宿泊証明証：原本とコピー。
• 経済能力を証明する書類（銀行残高証明証など）：原本とコピー。
• 海外留学保険の証明証：英語かスペイン語
• 無犯罪証明証（犯罪経歴証明証）：追加書類
• 健康診断証：追加書類
• 返信用定型封筒
• 結果通知用紙：返信用封筒に宛名・宛先を記入し、返信用切手を貼り付けて提出。
• 連絡用データ・メモ用紙

学生ビザは、日本のスペイン大使館で、日本語で手続きが出来ます。

しかし、スペイン入国後に必要なTarjeta de Estudiante（タルヘタ・デ・エストゥディアンテ、学生滞在証）の手続きは、地方によって必要な書類がまちまちで、さらに全てスペイン語で手続きをしなければなりません。
そんな時に、学生に親身になってくれる学校かどうかが重要な鍵になります。

1年近く滞在する場合は、物価、治安、授業料などもチェックしましょう。

華やかな場所が好きな方は、多少無理をしてでも中堅以上の都市ではないと、長期滞在中に退屈をしてしまうかもしれません。

フラメンコ、料理、サッカー、スペインタイルの絵付け。

これらのおけいこ留学は、ビザのいらない3ヶ月以内のスペイン留学ならば、いつでも簡単に始めることが出来ます。

日本からの申し込みも出来ますが、特にフラメンコ留学の場合は、アンダルシア地方にたくさんの学校があるので、自分の足で見て回って学校を決めるという方法もあります。

3ヶ月以上スペインに滞在して本格的に学びたいという方は、短期ビザや長期ビザを取得する必要があります。

ただし、フラメンコの学校では、スペインの学生ビザが認可されないので、スペイン語＋フラメンコという留学になります。

留学エージェンシー（留学手続き代行業者）は、留学生の入学手続きを代行することによって、語学学校からコミッションが支払われます。

ここまではどの留学エージェンシーも同じですが、ここでは良い留学エージェンシーと、避けるべき留学エージェンシーをまとめます。

• 紹介する学校を実際に訪問している
• スペイン留学を専門に扱うエージェンシー
• スタッフに長期スペイン留学経験や長期スペイン滞在経験がある
• スペインにある日本の留学エージェンシー（スペインの法律は留学の基準はころころ変わります）
• スペイン語に堪能なスタッフがいること
• 留学生活の最後までサポートしてくれること

出来れば、スペインにある日本の留学エージェンシーを選ぶと良いと思います。
日本にあるスペイン留学エージェンシーが網羅出来ない、現地での生活のアドバイスなどに違いが出てくる事と、スペイン語が堪能で学校とのやりとりがスムーズです。

また、現地在住ならではの情報網で、良質で授業料の安い語学学校を紹介してるところもポイントです。

• 語学学校の入学手続き代行料金を請求してくる
• チェーンの大手語学学校（概して授業料が高い）ばかり勧めて来る
• 現地の学校や生活について詳しくない
• 留学生活が始まったらそこでサポートは終了 

特に注意すべきは、他の留学エージェンシーが無料でサポートしているのに、入学手続き代行で料金を請求してくるエージェンシーです。
そして、長期留学でなるべく節約したいにも関わらず、チェーン展開をしている大手語学学校を勧めてくるエージェンシーです。

こういった大手の学校はとても高額です。

授業料を安く抑えたい場合は、きちんとエージェントに相談し、どこまで具体的に、そして親身にサポートしてくれるかをチェックして下さいね。

いかがでしたでしょうか。

自分が一番求めている留学スタイルを、適切な方法で行って下さいね。

旅行先で登録する場合でも、事前に下調べ・準備をして、お金と時間を無駄にしないようにしましょう。