スリ・盗難・置き引きに注意!スペイン旅行をより楽しむための防犯7カ条
こんにちは、留学エージェントの盛 千夏です。
スペインは決して危ない国ではありません。
しかし、世界で一番安全な国に住む日本人観光客が気を付けるべき点が、幾つかあります。
私達は思った以上に無防備です。
でもポイントを押さえていれば、スリ被害などは未然に防げます。
また、ちょっとした工夫で、スペイン旅行は思った以上に快適になります。
ここでは、スペイン旅行の前に知っておくと便利なポイントを紹介します。
スペインはクレジットカード社会です。
スーパーで5ユーロ程度の買い物をしても、カードが使えるところが殆どです。
なので、タクシーや売店で水を買う時のために、20~40ユーロの現金があれば十分です。
何しろ、地下鉄の自動販売機でもクレジットカードが使えるのです。
また50ユーロ札は、支払いの時にもっと小額の紙幣は無いかと聞かれ、100ユーロ札以上は個人商店では、支払いを断られることも多々あります。(ホテル、レストラン、デパートや大きな店はOK)使い勝手を考え、両替の時は必ず20ユーロと10ユーロ札も混ぜてもらうようにしましょう。
そしてカードの種類は、VISAかMASTER。
JCBは日本では一般的ですが、スペインではほぼ使用不可です。
予備として、カードは2枚あると便利です。
ホテルでは、貴重品は必ずセーフティボックスに入れましょう。
PCなど、大きくてセーフティボックスに入らないものは、スーツケースに入れ鍵を閉めるてしまうのがお勧めです。
ホテルとはいえ、目に見えるところに金目の物は置かないで下さい。
一眼レフカメラのように重い物は、太めのストラップを付け首に掛け、おへそ辺りで両手でホールドするようにして持ち歩くと良いでしょう。
肩に掛けただけでは、ひったくりに合う可能性があるので気を付けて下さい。
また、2人連れの場合は、1人が写真を撮る時はもう一人が周りに気を付けるというのも有効です。
「荷物は膝の上」が基本です。
- 椅子と背中の間
- 椅子の背もたれに掛ける
- テーブルの上に置く
以上の置き方は、どれもNGです。
また、携帯電話やカメラを、テーブルの上に無防備に置くのも良くありません。
もちろん、バッグのチャックはきっちり閉めて下さいね。
マドリードやバルセロナのような大都会では、大通りの店も閉まらず、いつも人通りがあります。
しかし地方都市では、昼食を食べたら一度ホテルに戻り、シエスタ(昼休憩)をするのがベターです。
なぜなら、シエスタの時間は人通りが減るためです。
スペインは宵っ張りの国なので、お店などは20時半か21時まではオープンしており、更に夕食は21時以降に食べます。
シエスタの時間に少し休憩すると、スムーズにスペイン時間で動くことが出来ます。
観光旅行は、日常生活より歩く距離が増えるもの。
疲れていないと思っても、午前に1回、午後に1回ぐらいは食事以外にもカフェ休憩をするようにしましょう。
日本と違い、公共のトイレがあまりないスペインでは、カフェやバルでトイレ休憩をすることになります。
マドリードやバルセロナなど大都会では、便利だけれど治安がイマイチの地区と、アクセス良好で治安も良い地区があります。
ホテルを決定するときは、快適な旅を求めるならば3星ランク以上、そしてアクセス良好で治安の良い地区を選びましょう。
安全はお金で買えます。
スペインの盗難は、スリや置き引きが殆どです。
強盗などの暴力を伴う犯罪はあまりないので、気を付けていれば盗難被害には合いません。
暗い場所、人通りが少ない場所は避け、人が多い場所では、斜め掛けにしたバッグの上から軽く手を置いておくのも効果的です。
ポイントを頭に入れて、スペイン旅行を思いっきり楽しんで下さいね。
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スペイン在住14年目(バルセロナ4年、バレンシア10年)。
留学生としてバレンシアでスペイン語を勉強中に、バルセロナの医療系出版社で仕事を見つけ、運良く労働許可をゲット。
現在は古巣バレンシアに戻り、スペイン語学校のコミュニティ・マネージャーのかたわら、留学エージェントとして活動。
私生活は、スペイン人パートナーと猫2匹の気ままな大人生活をエンジョイ中。
運営サイト
- プエンテ・スペイン留学(スペイン留学一般):http://puente-ryugaku.com/
- バレンシアスペイン語学留学情報(バレンシア留学専門):http://valencia-ryugaku.com/
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