職場のいじめを止めさせる!会社のイジメ・嫌がらせ対処法をプロが解説
カウンセラーが教える、大人の職場いじめ対策。会社で嫌がらせを受けても、びくびくする必要はありません。今からできる職場イジメの対処法とは。
こんにちは、NLPトレーナー&カウンセラー平井妙子です。
前回ご好評頂きました「あなたはいじめられやすいタイプ?大人の職場イジメ・無視・悪口を解決する3つの対策方法」のコラムでは、対処法3つ「堂々と振る舞う・反応しない・尊敬している人と仲良くする」をお伝え致しました。
今回はその続編として、さらなる職場いじめの対処法を3つプラスいたしますね。
イジメられるシチュエーションとして、二人だけの時に起こることが多いようです。
イジメる側としては、周りに知られたくないことが殆どですので、人の気配を感じて止めることも。
職場の状況にもよりますが、出来る限り、二人きりにならないようにすること。
忙しい状況を作るとか、外出や休憩が可能であれば、それを実行してください。
「また何か言われるのでは」「嫌な態度されるんだろうな」など、様々な不安な思いが過りますよね。
シュンとした表情で、びくびくしていても、相手は何ら変わりません。
逆に、その弱さを感じれば隙が出来て、更にイジメはエスカレートします。
自分より弱い人が、イジメる人たちの大好物です。
自分の身体の周りに、プロテクター的なオーラをまとっているようなイメージを持つことも有効です。
相手に何かを言われたとき、何も言い返せないことも多いでしょう。
頑張って発言しても、こちらが頭を下げるような言い回しになりがち。
相手は感情的発言なので、こちらも感情に影響が与えられてしまいます。
だから、何を言えば良いのか分からなくなります。
論理的に話すポイントは、「事実」だけ述べ、聴くこと。
基本、相手の言葉を一旦受け入れて、バックトラック(オウム返し)と、逆質問を投げかける。
- 「愛想だけは振りまいてるよね。」→「愛想だけが取り柄でして」
- 「ホント、仕事出来ないよね」→「そうですね、どうすれば出来るようになるのですか?教えて下さい!」
- 「目障りなんだよ!」→「目障りなんですね。では、どうすれば良いのですか?」
こんなやり取りになれば、相手は面倒だと感じ始めるはずです。
関わるのが面倒だと思ってもらうと、イジメ発言はグンと減ります。
理不尽なイジメは、それに対して真向に向き合う必要はありません。
相手の投げたボールを受け取っていると、傷つきます。
傷つくボールが投げられた時は、それをかわす。
相手も、自分が投げるボールが的に当たらなければ、次第にそれを止めるものです。
イジメる人の心理状態は決してよろしくありません。
満たされない何かがあるから、その代替として、「イジメ」というゲームを始めるのです。
そのゲームに乗らないようにしましょうね。
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