職場のいじめを止めさせる!会社のイジメ・嫌がらせ対処法をプロが解説

カウンセラーが教える、大人の職場いじめ対策。会社で嫌がらせを受けても、びくびくする必要はありません。今からできる職場イジメの対処法とは。

執筆者: 平井妙子 職業:NLPトレーナー&カウンセラー
職場のいじめ、止めさせる方法は?

こんにちは、NLPトレーナー&カウンセラー平井妙子です。
前回ご好評頂きました「あなたはいじめられやすいタイプ?大人の職場イジメ・無視・悪口を解決する3つの対策方法」のコラムでは、対処法3つ「堂々と振る舞う・反応しない・尊敬している人と仲良くする」をお伝え致しました。


今回はその続編として、さらなる職場いじめの対処法を3つプラスいたしますね。

 

 

職場いじめ対策1 二人だけにならない

イジメられるシチュエーションとして、二人だけの時に起こることが多いようです。

イジメる側としては、周りに知られたくないことが殆どですので、人の気配を感じて止めることも。


職場の状況にもよりますが、出来る限り、二人きりにならないようにすること。
忙しい状況を作るとか、外出や休憩が可能であれば、それを実行してください。

職場いじめ対策2 びくびくしない

「また何か言われるのでは」「嫌な態度されるんだろうな」など、様々な不安な思いが過りますよね。

 

シュンとした表情で、びくびくしていても、相手は何ら変わりません。
逆に、その弱さを感じれば隙が出来て、更にイジメはエスカレートします。

 

自分より弱い人が、イジメる人たちの大好物です。
自分の身体の周りに、プロテクター的なオーラをまとっているようなイメージを持つことも有効です。

職場いじめ対策3 論理的に話す

相手に何かを言われたとき、何も言い返せないことも多いでしょう。

頑張って発言しても、こちらが頭を下げるような言い回しになりがち。
相手は感情的発言なので、こちらも感情に影響が与えられてしまいます。
だから、何を言えば良いのか分からなくなります。

論理的に話すポイントは、「事実」だけ述べ、聴くこと。
基本、相手の言葉を一旦受け入れて、バックトラック(オウム返し)と、逆質問を投げかける。

  • 「愛想だけは振りまいてるよね。」→「愛想だけが取り柄でして」
  • 「ホント、仕事出来ないよね」→「そうですね、どうすれば出来るようになるのですか?教えて下さい!」
  • 「目障りなんだよ!」→「目障りなんですね。では、どうすれば良いのですか?」


こんなやり取りになれば、相手は面倒だと感じ始めるはずです。
関わるのが面倒だと思ってもらうと、イジメ発言はグンと減ります。

大人なのにイジメを行う人の心理は…

理不尽なイジメは、それに対して真向に向き合う必要はありません。

相手の投げたボールを受け取っていると、傷つきます。
傷つくボールが投げられた時は、それをかわす。
相手も、自分が投げるボールが的に当たらなければ、次第にそれを止めるものです。

イジメる人の心理状態は決してよろしくありません。
満たされない何かがあるから、その代替として、「イジメ」というゲームを始めるのです。
そのゲームに乗らないようにしましょうね。

 
 コラムニスト情報
平井妙子
性別:女性  |   現在地:山口県下関市  |   職業:NLPトレーナー&カウンセラー

幸導塾主宰、ウィングシード株式会社 代表。
NLPトレーナー、カウンセラー、コーチングコーチとして、これらのスキルを統合し、メンタルサポート&研修、講演、セミナー等を行っております。
幸導=こうどう=行動、望ましい状態へアクションを起こし、幸せへと導くお手伝い。看護師として、心と身体の健康もサポートしています。

★ウィングシード株式会社★
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★ブログ 輝く人生☆導場★
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