チョークアート初心者でも簡単、カフェでもよく見る「リーフ(葉)」の描き方
「NOANOA CHALKART WORKS」主宰、チョークアーティストの鳴海愛子です。
前回は、3色のパステルを使って、球体を描きました。
この基本をマスターしたら、あとは形が変わっても、同じ手順で色々なモチーフを描くことが出来ます。
では、どんなモチーフにも合わせられ、チョークアートらしさが出せる「リーフ」を描いてみましょう。
メニューボードなどで、カップの後ろにあったり、ワインやチーズと組み合わせてあるのを、よく見かけると思います。
無機質なモチーフでも、リーフと組み合わせることで、ぐっとチョークアートらしくなる便利なアイテムです。
1.
ハイライトに白、中間色に黄緑、シャドーに緑と濃い緑を使用します。
まずは中間色の黄緑で下絵の線に沿って、アウトラインを描きます。
2.
リーフの先のほうから、薄い色から順番に(白、黄緑、緑、濃い緑の順番に)4色で塗り分けて、パステルを使って色と色との間を、くるくる混ぜます(ブレンド)。
3.
薄い色の方から順番に、指でくるくる馴染ませます。
4.
最後に、ブラックペンシルで葉脈を描いたら完成です。
あとひと手間、アウトラインの線に沿って、指でシューっとひと撫でして、馴染ませておきましょう。
最後のこのひと手間で、モチーフの輪郭がくっきりして、仕上がりがより綺麗になります。
リーフと一緒に「ツル」を描き加えると、さらにチョークアートらしさが増しますね。
ツルのバリエーションがたくさんあると、賑やかな画面に仕上がります。
リーフは、イベントなどで、チョークアートを知らない方に、お試しで良く描いてもらうモチーフです。
例えば、一人に一枚ずつリーフを描いてもらい、たくさんの人に参加してもらって、リーフがたくさん集まると一本の木が完成します。
こんな風に、大勢で一つの作品を作り上げるのも面白いですね。
私は、自分が主催するイベントで、黄色いお花を一人が一つずつ、たくさんの人に描いてもらって「菜の花畑」、ウロコを一人に一枚ずつ描いてもらって「鯉のぼり」、そんな大勢で大きい作品の共同制作をしたことがあります。
たくさんの人の手が触れて出来上がったこその、とてもユニークで温かみのある作品になりました。
次からは、少し本格的な作品の描き方をご説明していきたいと思います。
どうぞお楽しみに!
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「NOANOA CHALKART WORKS」主宰・チョークアーティスト
CAA日本チョークアーティスト協会認定講師
グランフロント大阪公認チョークアートソシオ・キャプテン
アートセラピーインストラクター
ヒューマニクス・カウンセリング協会認定カウンセラー
大阪阿倍野の自宅教室を中心に、「近鉄文化サロン」「JEUGIAカルチャーセンター」「イオンカルチャークラブ」などのカルチャーセンターでも講座を開講。
グランフロント大阪では、誰でも楽しく参加できるイベントを毎月開催。
チョークアートで仲間づくり活動中♪
HP⇒「ノアノア*チョークアートサロン」http://noanoa.saloon.jp/
blog⇒「ノアノア」http://ameblo.jp/lunoa47/
お問い合わせ⇒noanoaark@ybb.ne.jp
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