スパイスたっぷりワインの簡単アレンジレシピと、北欧風おつまみメニュー
12月になると、北欧では家庭や職場でグレッグ(glögg, gløgg)パーティーが開かれます。
スパイス薫る温かくて甘いワイン「グレッグ」を振る舞うパーティーです。
そのために、グレッグ専用の小さなグラスやカップのセットが用意されています。
今回はグレッグのおつまみとアレンジレシピをご紹介します。
グレッグのおつまみに添えられるのは、ペパカカ(pepparkaka) と呼ばれるスウェーデン風ジンジャーブレッド。
ショウガ、シナモン、クローブのスパイスが使われているビスケットで、スウェーデンのものは紙のように薄いのが特徴です。
この上にブルーチーズを少し乗せていただきます。
レーズンとアーモンドは温かいグレッグの入ったグラスの中に入れ、好みでラム酒やコニャックなど加え、いただきます。
本来グレッグは暖めて飲むものですが、冷たいグレッグも流行の兆しにあります。
ノンアルコールのグレッグを使えば、アルコールが苦手な方からお子様まで楽しめます。
大きなボールにグレッグを入れ、オレンジジュースとクランベリージュースを注ぎ、薄い輪切りにした柑橘類の果物(オレンジやライムなど)を散らして、最後に砕いた氷を入れます。
パーティー向きの一品。
グラスに氷を入れ、上からグレッグを注ぎ、最後にその上からクラブソーダ(炭酸水)を注ぎます。
バニラアイスを冷凍庫から出し、10分程おいて柔らかくしてから、レーズンと細かく砕いたアーモンドを混ぜておきます。
温めたグレッグをグラスに注ぎ、その上にバニラアイスをのせます。
定番のグレッグは赤ワインで作られ、甘く濃厚ですが、さっぱりとした白ワインのグレッグもあります。
こちらは、ベリーや柑橘類などの風味付けに向いています。
ワインではなく、りんごジュースで作るグレッグも美味しいですよ。
- 100%果汁りんごジュース 1リットル
- オレンジ 1個
- リンゴ 1個
- シナモンスティック 2本
- スターアニス(八角) 2個
- ショウガ 1かけ
- カルダモンの種 小さじ半分
- ブラウンシュガー
- オレンジの皮の表面部分を、半分ほど薄く剥きます。
- リンゴジュースを温め、先ほど剥いたオレンジの皮とスパイス類を入れ、1時間、またはそれ以上おきます。
- 好みでブラウンシュガーを入れ、味付けします。
- リンゴと残りのオレンジをいちょう切りにし、グラスに注いだグレッグに浮かせます。
シナモンスティックやスターアニス(八角)は、風味付けのためだけでなく、見た目を楽しませてくれるので、デコレーション用に用意しておくと良いですね。
グレッグの作り方は「スパイス薫る、甘い北欧風ワインレシピ。自家製グレッグの作り方」からチェックしてみて下さい。
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