こんにちは、ブレインアロマコンサルタントの大塚真理です。

突然ですが、クイズです。

この数字は何を表しているでしょうか。

ヒントは、アロマを使った数字。

香りを嗅いだだけで、成績アップ、仕事の効率アップ、売り上げがアップしたら、それは夢のような

話ですよね。

ところが、夢ではないのです。

塾経営者の方から相談を受けました。

生徒のために教室でラベンダーのアロマを焚いたたところ、気持ち良過ぎて生徒が爆睡してしまう、と言うお悩みでした。
そこで、安眠効果のあるラベンダーではなく、眠気を覚まし、学習効果が上がるレモンへの変更をご提案しました。

結果、解答ミスが56.2％ダウンしたそうです。

ある職場で、レモンの香りを入れただけで、作業効率が62.5％アップしたという報告があります。

いつも時間内に作業が終わらない、と悩んでいたアクセサリー作りのワークショップ講師が相談にいらしたため、アロマの取り入れをお勧めしたところ、なんと、初めて生徒全員が時間内に作業が終えたとのこと。

参考：2002年（社）東洋療法学校協会学会誌

お店で良い香りがすると、お客様の滞在時間が29％アップ。

結果として23％の売り上げ上昇に繋がった、と言うレポートがあります。

さて、これらのことから、香りが脳に影響を及ぼしていることが、お分かり頂けるかと思います。

参考：Stohr, A. (1998): Air-Design als Erfolgsfaktor im Handel

たかだか香り、と思われるかもしれませんが、教育・ビジネスの分野でこれだけの結果を出しているのです。

アロマは大脳辺縁系と呼ばれる、感情や記憶を司る脳を直接刺激することができます。

香りを嗅いでから、脳が反応するまでわずか0.2秒。

アロマによって、心理的作用や学習効果を上げることは可能なのです。

アロマといえば、癒し・女性向きと言うイメージがありますが、実は教育・ビジネスに大きく影響を与えられます。
このように学習効果を高めたり、経済効果を狙ったり、予防医学としてアロマを取り入れているのが「ブレインアロマ」です。

日常生活の中で、どれほど香りを気にしていらっしゃいますか。

多くの方が、特に気にされていないかもしれませんね。

しかし、私達は無意識のうちに香りによって心を動かされ、脳の活動にまで影響を及ぼされているのです。

次回は「体臭で分かる相手の心」をお伝えしたいと思います。