こんにちは。米粉料理菓子研究家のYukiko@Comeconoco Laboratoryです。

今回は、朝ご飯やおやつに大活躍する、定番の米粉パンケーキの作り方をご紹介します。

パンケーキ(pancake)とは、平たい鍋(pan)で生地を焼いたケーキのことを指します。

パンケーキの歴史は長く、紀元前から現代に至るまで、世界各地で愛されてきました。

ヨーロッパでは、クレープのような薄いパンケーキが多い一方、アメリカでは、少し分厚めのパンケーキを多く見かけます。

アメリカのご家庭では、ふわふわのパンケーキにメープルシロップをかけて、朝食にいただくという、日本でも馴染みのあるスタイルが一般的なようです。

こちらの写真は、アメリカでご馳走になったコーンミール入りのパンケーキ。

粉の配合も様々で、もちろん日本の米粉を使ってもおいしいパンケーキを作ることができます。

パンケーキは大変シンプルなお菓子ですが、国や地域によって分厚さや味・食感がずいぶん違ってとても面白いです。

アメリカのパンケーキのレシピによく登場するのが、バターミルクです。

バターミルクとは、牛乳からバターを作る工程で生まれる液体で、酸味のある乳製品です。

パンケーキの生地にバターミルクを加えることで、さわやかな香りとしっとりした食感が生まれます。
日本ではバターミルクが手に入りにくいので、レシピでは、無糖ヨーグルトと牛乳を混ぜて代用する方法もご紹介しています。

米粉のパンケーキは、ふわふわ・もちもち食感が特長。

簡単に作れるグルテンフリー朝ご飯として、また、お子様のおやつとしても最適です。
それでは、レシピを見てみましょう。

• 米粉・・・1カップ
• ベーキングパウダー・・・小さじ2
• きび砂糖（上白糖も可）・・・大さじ2
• 塩・・・ひとつまみ
• 卵・・・Lサイズ　1個
• バターミルク・・・120g（手に入らない場合は、無糖ヨーグルト60gと牛乳60gを混ぜて代用してください）
• サラダオイル・・・大さじ1と2分の1
• バニラオイル・・・少々

1. ボウルに米粉・ベーキングパウダー・きび砂糖・塩を入れ、ホイッパーでよく混ぜる。
2. 1に残りの材料をすべて加え、よく混ぜる。
3. フライパンにうすく油（分量外）をひいて熱する。生地を流し入れ、弱火-中火で焼く。

表面にプツプツと気泡が現れたら、静かに裏返し、中心に火が通るまで2、3分焼いて完成です。

パンケーキを大中小の大きさ別で焼き、間に生クリームを挟んで重ねると、クリスマスツリー型ミニケーキの出来上がりです。

 
オーブンでケーキを焼くのはちょっと面倒という方や、お子様やご友人と一緒にわいわい気軽にクリスマスデザートを作りたい方にお勧めです。

レシピの簡単さに驚かれた方も多いのではないでしょうか？

ぜひ、焼きたての米粉パンケーキで、ちょっと優雅な朝ご飯・おやつタイムをお楽しみください。

次回の米粉スイーツ・コラムもお楽しみに。