初心者も走りやすく!正しいランニングフォームのチェック方法 (1/2)
はじめに
こんにちは、ランニングアドバイザーの市河麻由美です。
さて今回は、すでにランニングデビューされた方も、これからデビューする方も必見のテーマです。
理想の走り方。
これをマスターすれば、怪我も少なく走力アップができると言っても過言ではありません。
理想のフォームとは
せっかくトレーニングを始めても、正しいフォームで走らなければ、運動効率も悪いうえ、怪我にもつながりかねません。
ちょっとしたコツを意識して走れば、もっと楽に走れます。
腰の高い走りにはお腹の意識
初心者の方に一番多いのが、腰が落ちて背中が丸まって走っている姿。
これでは脚への負担も大きく、スピードも上がりません。
ズボンのチャックを締めるようなイメージで、おへその位置を少し上げてみてください。
自然と骨盤の位置が安定し、腰の高い走りができるようになります。
腕ふりは、肘を後ろにひく
腕ふりは、力みが入ったり、脇が開いたり癖が出やすいところです。
肘を90度くらいに開き、脇はできるだけ締めた状態で、後ろへグッと引きます。
そうすれば自然に前に戻ってきます。
目に見える身体の前で一生懸命ふっている方が多いですが、肩甲骨を意識しながら後ろへ引くだけです。
手は力を入れて握らず、生卵を持っているイメージで。
直立より前傾姿勢で
短距離ランナーのように直立で走るより、少し身体を前傾にさせた方が、長い距離は楽に走れます。
自分の身体が一本の棒だと思って、真っすぐのまま倒れこんでいくイメージです。
なかなか感覚がわかりづらいと思います。
そういう方は一度、次の動きをやってみてください。
かなり前に倒れているのを感じますが、重心を前にした方が楽です。
- 「気をつけ」の姿勢から、つま先立ちになります。
- そのまま身体を前に倒して行き、転ぶ直前で片脚を出して走り出します。
この時、お腹の力が抜けていると、お尻だけが後ろに残ってへっぴり腰になってしまうので、ズボンのチャックの意識を持ちながらやってみてください。
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