子供の虫歯は親の責任!赤ちゃんの虫歯を予防する4つのポイント
こんにちは、歯科衛生士の大塚真弓です。
糖尿病や脳梗塞、認知症など様々な病気と歯との関係が、最近の研究で明らかになってきています。
「歯」は、皆さんが思っている以上に、体の中でもとても大切な部分なのです。
歯に関する病気で一番多いのが虫歯ですね。
お子さんで虫歯のある場合も少なくないと思いますが、そもそも、子供の虫歯の原因をご存知ですか。

一般的に知られているのは、甘い物を食べて歯を磨かなかったら虫歯になる、と言うことだと思います。
確かにそれは間違いではありません。
しかし、その他にも虫歯になる原因があるのです。
お子さんへ対する以下の行動、思い当たる節はありませんか。
- 自分が使ってるスプーンやお箸で子供にご飯を食べさせてあげる。
- チューをする。
- 熱い食べ物を冷ましてあげるためにフーフーする。
- 自分が飲んでる飲み物を、そのまま子供に飲ませてあげる。
周囲から見ると、とても微笑ましい光景ですよね。
しかし、これらは全てNG。
お父さん、お母さんの唾液中の虫歯菌が、お子さんに移ってしまうのです。

やはり、子供の虫歯は親に責任があります。
虫歯を防ぐために、乳歯が生え離乳食を食べ始めたら、保護者の方にやって欲しいポイントが4つあります。
前述のNG行動の反対の内容になりますが、あらためてお伝えさせて下さい。
- ポイント1 自分が口を付けたお箸やスプーンで食事をあげない
- ポイント2 親が使用したコップや皿をそのまま使わせない
- ポイント3 冷ますためにフーフーしない
- ポイント4 自分が飲んだ飲み物をそのまま飲ませない
この4つをできるだけ守れば、子供が虫歯になる確率を下げられます。
寂しいかもしれませんが、チューも控えましょう。
そうは言っても、ご紹介した4つのポイントを守り続けるのは大変だと思います。
絶対にしてはダメ、ではなく、やらないように気を付けよう、くらいの気持ちで大丈夫。
その方が、お父さんやお母さんの精神的負担も少ないですからね。
また、意外と多いのが、おじいちゃんやおばあちゃんが虫歯になる原因を作ってしまうこと。
気にはなっても、あれはダメこれはダメと、口うるさく言えない場合もあるかもしれません。
よって、上記の4つのポイントを意識しつつも、一番力を入れるべきは、ちゃんと歯磨きをする子に育てることでしょう。

その方が、将来的にも良いと思います。
そのためにも、まずは、お父さんお母さんが正しい歯磨きができるようになりましょう。
歯科衛生士として働いていて感じるのは、親の歯に対する考え方が、そのまま子供の歯に対する考え方になっているということ。
親が歯に対する意識を高めれば、子供の歯に対する意識も必ず高くなります。
ご両親が歯に対する意識を高めることが、子供が将来、歯に関する病気にならないための近道です。
|
|

歯科衛生士のまゆです。
歯のことで悩んでいる人って実はとっても多いんですよ。
プライベートでも友達から相談されたりします。
日本では歯をきちんとケアしている人って少ないですが
欧米では治療に保険が効かないということもあって
すごく歯のケアの意識が高いです。
最近の研究では歯周病や歯槽膿漏が原因で糖尿病などの病気になる
というデータもあります。
歯ってすごく大事なんですよ。
でも歯について勉強する機会ってなかなかないですよね。
歯医者ってできれば行きたくない場所ですしね。
歯について悩んでいる人の助けになればと思って
これからいろいろコラムを書く事にしました。
コラムがあなたの助けになれば嬉しいです。
ブログでもいろいろ書いているので良かったら参考にしてみて下さいね。
【歯科衛生士が自宅で実際にやっている歯周病や歯槽膿漏をケアする方法】
⇒ http://kire-ine.net/
|
|