磨くだけじゃ駄目!歯周病を予防する、正しい歯の磨き方
こんにちは、歯科衛生士の大塚真弓です。
虫歯予防と同じぐらい、歯周病予防も重要だということを知ってますか?
歯周病が怖いのは、見た目にはあまり分からなかったり、我慢できないほどの痛みではない場合もあるところです。
そして、気付いた時には手遅れになっているというケースが、とても多いのです。
- 歯肉炎
まず最初に、歯茎の炎症が起こります。
この初期状態を歯肉炎と言います。
- 歯周炎(歯槽膿漏)
歯肉炎がさらに悪化すると、歯周炎(歯槽膿漏)と呼ばれる状態になります。
この2つをまとめて、歯周病と呼んでいます。
歯周炎まで状態が悪化してしまうと、歯槽骨と呼ばれる歯を支えている骨の部分まで炎症が広がっています。
これは、歯科医院で治療しなければなりません。
そのままにしておくと、最悪の場合は歯が抜けてしまいます。
歯科医や歯科衛生士が見れば、歯周病かどうかはすぐに分かります。
できれば3ヶ月に1度は、歯医者に行って診てもらいましょう。
歯磨きをしない人というのは、ほとんどいないはずです。
つまり、ほとんどの人は、歯周病を招く間違った歯の磨き方をしていると言えます。
- フロスを使う
- 歯間ブラシを使う
- 歯ブラシで歯と歯茎の隙間の汚れを取り除く
「歯磨き」という名前なので、ほとんどの人が「歯を磨くこと」だと思っています。
表面だけを磨いていては、歯周病を招いてしまいます。
親が、フロスや歯間ブラシを使い正しい歯磨きを行っていれば、子どもも正しい歯磨きができるようになります。
大切なのは、まずは保護者の方が、その方法を身に付けることです。
どんな風に歯を磨くと良いのかは、歯科医院で歯科衛生士に聞けば教えてもらえます。
家族みんなで、正しい歯磨きを心掛けたいですね。
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歯科衛生士のまゆです。
歯のことで悩んでいる人って実はとっても多いんですよ。
プライベートでも友達から相談されたりします。
日本では歯をきちんとケアしている人って少ないですが
欧米では治療に保険が効かないということもあって
すごく歯のケアの意識が高いです。
最近の研究では歯周病や歯槽膿漏が原因で糖尿病などの病気になる
というデータもあります。
歯ってすごく大事なんですよ。
でも歯について勉強する機会ってなかなかないですよね。
歯医者ってできれば行きたくない場所ですしね。
歯について悩んでいる人の助けになればと思って
これからいろいろコラムを書く事にしました。
コラムがあなたの助けになれば嬉しいです。
ブログでもいろいろ書いているので良かったら参考にしてみて下さいね。
【歯科衛生士が自宅で実際にやっている歯周病や歯槽膿漏をケアする方法】
⇒ http://kire-ine.net/
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