タイで人気の旨辛調味料「唐辛子(プリック)」、種類と使い方 (2/2)
スーパーや市場で販売される生唐辛子の保存期間は、表面に艶があり、茶色く変色していない等、状態の良い物なら冷蔵で1~2週間程度。
冷凍または乾燥させて保存すると、更に長持ちします。
また、生胡椒は、冷蔵庫内で塩水に浸しておくと長期間緑色のままで保存可能です。
乾燥唐辛子「プリック・ヘーン」や粒唐辛子「プリック・ポン」等、乾燥タイプでも販売されています。
コンビニエンスストアで購入できる物もあります。
首都バンコクのスーパーでは、プリックを含む数種類の香辛料を磨り潰して作られたペースト(ケーン・クルーン)も豊富に販売されています。
特に、カレーペーストは、種類が豊富。
バンコクのほぼ全てのスーパーで入手できるでしょう。
グリーンカレーペーストでは、緑色のプリック・チーファーやプリック・キーヌー。
レッドカレーペーストやマッサマンカレーのペーストでは、赤いプリック・チーファー。
カレーペーストの使い方
タイカレー(スープ状の食べ物)やグリーンカレーパスタ、マッサマンカレー炒飯等、フュージョン(多国籍)料理を作るのに使うこともできます。
タイから日本へ野菜や果物を持ちこむには、多くの規制があります。
詳しくは、植物防疫所のサイト等でご確認下さい。
植物防疫所
http://www.pps.go.jp/travelerss/view/imp/index.html
生唐辛子も日本へ持ち帰ることができませんが、乾燥唐辛子やペーストなら大丈夫。
軽くてかさばらず、辛いタイ料理好きの人に喜ばれる、タイならではのお土産品の1つかもしれませんね。
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2011年10月~、夫の転勤で、タイのバンコクで暮らしています。
「taecoのバンコク日記」http://ameblo.jp/ta-eco/や「Food Decoration/フード・デコレーション/แกะสลัก」http://fooddecoration.blog.fc2.com/ を執筆。
学生時代&社会人時代は、国際的な開発・環境問題について学び、フィールドワークを通した調査研究等していました。主に、自然環境の再生や創造、環境教育についてが専門です。美しい自然や限りある大切な資源を未来の世代にも継承していくため、今後も、何らかの形で、情報発信や活動に関わることが出来ればと思っています。
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