春色ミニキルトをインテリアに♪可愛いデザインパターン例
こんにちは、キルトアーティストの藤井彩代子です。
3月のキルトは「春はすぐそこまで来ている」をテーマに、春色のミニキルトをご用意いたしました。
ふわふわの柔らかい色を使って作ると、一足早く春を感じることができるような気がしませんか?
よく初心者の体験レッスンに使うパターンです。
「ペーパーピーシング」という、紙の上に絵や図柄の線を引き、その紙と一緒に縫っていくテクニックで作るキルトです。
一日で、キルトトップや綿貼り、さらにフリーモーションでのキルティング仕上げ、パイピングまで出来てしまうので、初心者にはぴったりのデザインです。
このパターンは、フラワーバズというお花のつぼみを表したネーミングです。
簡単で易しい手順で作れるので、ミシンキルターの方は初めに作ったことがあるのではないでしょうか。
つぎは「ナインパッチスターバリエーション」という、パターンブロックを春色で作ったものをミニキルトにしたデザインです。
一つのパターンを3x3で9分割したものをナインパッチと言いますが、これで星の形を作ったパターンは数知れず沢山あります。
このバリエーションも、その1、その2といくつもあるのです。
ピンクの濃い色の方の場所がズレながら一周するので、星がちかちかしているように見えるそうです。
よく見ると、無地のピンク色の布でない方は桜のお花のプリント地です。
ピンクが引き立つようにグリーンも少しだけ活躍させています。
(ナインパッチスターバリエーション30x30cm)
最後に春らしいバスケットのミニキルトをご用意しました。
通常バスケットのパターンは45度回転させてある、斜めに配置されているものが多いのですが、これは珍しく正面から出来ているデザインです。
ハーフバルーン(半分の円の)ボーダーをつけたら一層キュートで甘い雰囲気になりました。
(ピンクのバスケットのミニキルト30x30cm)
三角部分のピースが小さいので色々な布を使用したように見えますが、持ち手と底部分のドット以外はすべて同じ布を使っています。
少し大柄で、多色使いのプリントなので、カットする部分によって色々な表情を醸し出すのが面白いですね。
ミニキルトは小さいコーナーで楽しいインテリアに活用できます。
このように単純なパターンを使用していても、淡い暖色のカラリングで春を呼び込みましょう。
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