クレーム・苦情の対処法。「4D」ワード対応で怒りを煽っていませんか? (1/2)
はじめに
こんにちは、マナー講師の浪越あゆみです。
誰でも仕事でミスをすることはあります。
そんな時、つい保身に走り、誤った行動をとってしまいがちです。
謝罪するには、いくつかのコツがあります。
ただ謝るのではなく、謝罪の意味を理解し、整理しましょう。
お詫びに関する4つの基本テクニック
誠意はもちろん、それに相応しい見た目も重要です。
- 身だしなみ
- 表情
- 姿勢(手の位置含)
- 話し方(声のトーン)
お詫びにおける5ステップ
1. まずはお詫び
どんな理由にしても、相手に不愉快な思いをさせてしまった事は事実です。
まずは、不愉快な思いをさせてしまったことに対して、素直に心からお詫びする事が重要です。
謝罪の言葉例
- 誠に申し訳ございません
- 深くお詫び申し上げます
- 今後このような事がないよう、周知徹底します
- 大変ご迷惑お掛けしました
- 勉強不足で申し訳ございません
- 弁解の余地もございません
- 私の力不足です
2. 相手の気持ちに共感する
相手が何に怒っているのか、何に不快感を感じているのか、冷静になって共感しましょう。
この時の相手の心情は、
「私がこんなに怒っている理由を理解している?」
「この気持ちをどうにかして!」
という感情に襲われています。
その気持ちを察して、まずは共感することが大切です。
共感の言葉例
- おっしゃる通りだと思います
- ご指摘はごもっともです
- 私でも同じように感じたと思います
3. 内容分析
具体的に何に対して怒っているのか、相手の立場に立って分析しましょう。
そして、今後の対応策を検討する旨を伝えます。
クッション言葉例
- お手数ですが
- 恐れ入りますが
- 差支えなければ
- 大変恐縮ですが
4. 解決策提示
相手の要求に対し、会社側・自分側で出来る事を提示します。
依頼の言葉例
- ご理解いただけないでしょうか?
- ご了承いただけないでしょうか?
- お忙しい中恐縮ですが、お返事お待ち申し上げております
- お許し頂けませんでしょうか?
5. 感謝の言葉
指摘して貰ったことへの感謝の言葉を伝えます。
感謝の言葉例
- 貴重なご意見有難うございました
- ご指摘頂き有難うございました
- 貴方様のお言葉のお陰で、自分自身の改善点を見つける事が出来ました
|
|
コラムニスト情報
性別:女性 |
現在地:徳島県 |
職業:マナー講師
「研修の為の研修ではなく、現場で実践出来る研修」をモットーに、
現在、徳島県・香川県・愛媛県を中心に企業の社員研修・新人研修を行っております。
マニュアルの研修にならないよう、オリジナルテキストを毎回作成しております。
研修内容・予算などお気軽にお問合せ下さい。
aloha-oe@namikosi.shikoku.ne.jp
おすすめ新着コラム
|
|