アメとムチはNG!仕事のやる気を引き出す「第3のモチベーション」とは (2/2)

執筆者: 田中勝悟 職業:心理カウンセラー

 

第3のモチベーションの利点とは?

お金のために仕事をするのではなく、「仕事が楽しい、仕事で良い結果を残したいから頑張りたい」という気持ちが第3のモチベーションです。

 

仕事に視点を当てる

「どうすれば良い仕事ができるだろうか?」と言う思考になれば、仕事の質はどんどん上がります。

また、質の良い仕事を見ると、自然とやる気が出てくるものです。

するとさらに仕事が好きになり、仕事を頑張ろうとするという好循環が生まれます。

 

 

「アメとムチ」で頑張るのではなく、「どうすれば今やっていることがもっと楽しくなるか」と考えることで、やる気が上がります。

つまり、第3のモチベーションを上手に活かすことが大切だということなのです。

 

第3のモチベーションの活かし方

まずは、しっかりと目標を考えましょう。

ただ、「収入が上がるから」「良い評価が貰えるから」と結果だけに焦点を当てないことです。

 

自分の行うアクションは、どんな影響を与える?

それよりも、「この仕事を頑張ればどう周りを幸せにできるだろう」「これを達成すれば自分はどんな成長があるんだろう」と、周りへの貢献や自分への成長に焦点を当てるといいと思います。

 

この考え方を癖づけると、困難なことがあっても「これをどう乗り越えてやろうか」と思うようになり、困難に出会うことが楽しみとなるので、さらにやる気がアップします。

 

おわりに

今回はモチベーションについてお話をさせて頂きました。


やる気を引き出すコツは、第3のモチベーションを活かすことです。

わかりやすく言えば、仕事や困難に意味を見出し、その中で楽しみを見つけることです。

特に、自分の成長や周りへの貢献に焦点を当てて考えてみるといいでしょう。

 

これが習慣になると、それだけで自分のやる気をコントロールすることができるようになります。

 
 コラムニスト情報
田中勝悟
性別:男性  |   職業:心理カウンセラー

病院と学校で心理カウンセラーの仕事をしています。
多くの方の幸せに貢献できるようなカウンセラーをめざし、日々勉強中の身です。

少しずつ、成長しているのかな?と迷いながら前に進んでいるという感じです。そんな中で私が感じたことコラムでお伝え出来ればと思っています。