その言葉遣い、ビジネスではNG!就活面接で言いがちな口癖3選
こんにちは、人事戦略コンサルタントの藤田美智です。
面接で使わない方がよい言葉と聞いて、どんなワードを思い浮かべますか?
普段何気なく使ってしまう言葉、良かれと思って使っている言葉。
その中には、実は聞き手にとっては悪い印象を受けてしまう意味合いもあるのです。
それでは、使わない方がよい要注意ワードをみていきましょう。
本来の言葉の意味は、そう悪い意味を持つ言葉ではありません。
優先事項をを真っ先にするために、充分な状態ではないけれども、急いで対応するということです。
例えば、このような例です。
- 「とりあえず、指示されたことは、やっておきました」
緊急の場面で、短時間で応急措置的なことを完了した場合などは、この表現でよいでしょう。
ですが、緊急を要さない場面で「とりあえず」と言われたら、どうでしょう。
やっつけ仕事だな、と思われてしまっても仕方がありません。
ところが、言っている方は、やっつけなどという気持ちは全くない場合があります。
言わば口癖のような状態になっている人も、案外多いのではないでしょうか。
就職活動中はもちろんのこと、ビジネスの場面において、「とりあえず」は封印しましょう。
こうした言葉も、通常の会話の中では、使わぬに越したことはありません。
話し手からは想像もつかないような疑念を、相手の心に生じさせるようなことになりかねません。
推定、推量、予測、に関係する表現に使う言葉が該当します。
日常でよく聞きますし、使うことも多いのではないでしょうか。
控えめな印象になるようにと、表現を和らげるつもりで使っている方もいらっしゃると思います。
しかし、面接のような自己表現の場ではどうでしょう。
歯切れの悪い、不確かな話を聞いているような感情にさせるのだと思います。
極端な例です。
- 「恐らく、こうなので、きっと、あのようにすれば、たぶん、こういうことになるのだろうと考えております」
このようなイメージで会話してしまったら、面接の結果もまた推して知るべしですね。
敬語、謙譲語、丁寧語を、きちんと使い分けることのできる人には、良い印象を持ちます。
「すいません」ではなく、ちゃんと「すみません」と発音できる人には、高い評価を付けたくなります。
ビジネス力、ひいては人間力。
そういった力を支える基盤は、やはり会話力なのです。
何気なく使っている言葉の中に、聞く人にとっては悪いイメージを植え付けてしまう言葉も潜んでいます。
大切な会話の中に、わざわざ、負のイメージを持つ言葉を入れる必要はありません。
いざという時にポロッと失言しないためにも、普段から心掛けることが大切です。
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こんにちは!藤田美智(ふじたよしとも)と申します。これまで、書籍・雑誌の編集、上場企業における広報、人事(主に採用・教育研修、人事評価制度設計)を長年にわたって経験。現在は、東京都港区赤坂に株式会社ネクサスグリッド(略称NG笑)を設立し、就職・転職・人事戦略・組織戦略をメインとする人事コンサルティングを展開しております。このコラムでは、仕事選び・就職・転職を成功させるために、何をどのように考えて行動に移していったらよいのかについて、お話しするとともに、企業における人材採用・育成の方法、その仕組みづくりについても解説してまいります。私は現在、社員のモチベーションUPを実現する人事制度設計・導入・定着のコンサルティングをメインとして仕事をしております。人事評価制度設計だけでなく、企業の人事戦略、組織戦略、事業承継ついても多様なコンサル実績があります。個別のご相談(無料=お金は一切いただきません)、講演、顧問契約等のご依頼、諸々のご相談は、メールにてご連絡ください。「ご連絡は以下のmail addressまでお願いします(●の代わりに@を入れて送信してください)」nexus.grid.akasaka●gmail.com
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