オリーブオイル&ビネガーを使った、手作りドレッシングの作り方

執筆者: 工藤亜由美 職業:オー・リーブ・ジャパン株式会社 代表取締役
はじめに

こんにちは、オリーブオイルソムリエの工藤亜由美です。

 

美味しいオリーブオイル、サラダにかけてお塩をふるだけになりがち。

しかし、ドレッシング作りの基本を知っておけば、身近な食材を使って自分好みのオリジナルドレッシングが簡単に作れてしまうのです。

基本のドレッシングの作り方
用意する物
  • オリーブオイル
  • お酢(米酢でもワインビネガーでも良し)
  • ジャムなどの空き瓶

 

ドレッシングの基本の比率「オイル:お酢=2:1」 

 

この黄金比率は、覚えておくととても便利。

空き瓶にこの2つの材料を入れてシャカシャカ振るだけで、簡単に乳化します。

思い切り振れば振る程、マスタードカラーの綺麗なドレッシングのでき上がりです。

 

 

風味豊かなフレーバーオイルがおすすめ

オリーブオイルに他の食材の香りやエキスを移した「フレーバーオイル」が人気ですね。

 

レモンのフレーバーオイル

スペインのバルなどに行くと、大きな瓶に、たくさんのレモンを丸ごとオリーブオイルに漬け込んでいるのを見付けたりします。

 

レモンの皮に含まれるリモネンという香りの成分が徐々に溶け出して、オイルに風味を付けてくれるのです。

 

 

ハーブのフレーバーオイル

バジル、オレガノ、セージ、ローズマリー、タイムなどの使いやすいハーブをちぎって、基本のドレッシングに漬け込んでおきます。

1種類でもミックスでも構いません。

 

すると、ハーブの香りがオリーブオイルに染み出し、オリーブのフルーティな緑の香りとハーブの香りが絶妙な風味に変身します。

 

 

塩・コショウでお好みの味に整えて、サラダだけでなくパスタに絡めて、またチキンやポークソテーのソースとしても利用できます。

 

ハーブとトマトのフレーバーオイル

基本のドレッシング+ハーブ+トマトのざく切り+塩・コショウもお勧め。

お肉に合うソースになります。

 

おわりに

日持ちはしないので、食べる2〜3時間前に使い切る分量だけを作って、食べる直前にサッとかけるのがベスト。

いつものオリーブオイルを素敵に使いこなしてみましょう。

 
 コラムニスト情報
工藤亜由美
性別:女性  |   職業:オー・リーブ・ジャパン株式会社 代表取締役

スペイン産 オーガニック エキストラバージンオリーブオイルとクリーム蜂蜜の輸入販売と、自分のアトピー経験と化粧品メーカーでのスキンケア商品開発経験から、保湿とエイジングケアを同時に、しかも化粧水1本でできる澄(スミ)クリアローションを自社開発・販売しています。オリーブオイルソムリエと漢方上級スタイリストとして、からだと肌とこころの関係に着目し、食・美・健康・遊びをテーマに活動しています。
OLiveを、O(まるく・楽しく)Live(生きて行こう)が、社名の由来です。よろしくお願い致します。