捏ねない本格パンレシピ。混ぜるだけ「甘酒チャバッタ」の作り方

執筆者: 高山益実 職業:管理栄養士、甘酒クッキング講師、カウンセラー、GCS認定コーチ、生姜湯健康アドバイザー
はじめに

こんにちは、甘酒クッキング講師の高山益実です。


手作りパンに憧れますよね。
でも、難しそうに思えたり、面倒に感じて、なかなか作り出せない人もいらっしゃるでしょう。

 

そんな方に朗報です。

「チャバッタ」なら、捏ねいらずの1次発酵だけで、楽々とパンが出来上がります。

チャバッタとは?

「チャバッタ」は、北イタリア生まれの、平べったく四角い形のパンです。

「チャバタ」とも言い、イタリア語の「スリッパ」を語源としています。

 

外は香ばしく、中がモッチリしているのが特徴です。
パン職人が仕込みの水を加えすぎた失敗から生まれたと言われていますが、作り方やレシピは様々です。

 

チャバッタの材料
基本チャバッタの材料
  • 強力粉  250g
  • ドライイースト 1g
  • 食塩   5g
  • モルト  0.75g
  • ぬるま湯 240g

 

モルトエキスは風味や焼き上がりと食感を良くします。
しかし、無くても問題はありません。

 

甘酒チャバッタの材料
  • 強力粉   250g
  • ドライイースト 1g
  • 無添加甘酒 50g
  • 食塩 4g

 

甘酒チャバッタの作り方
1. 小さなボールに無添加の甘酒、ドライイースト、食塩を入れ良く混ぜる。

 

2. ぬるま湯を 1 に加える。

 

3. 900mlくらい入るタッパーに強力粉を入れ、2 の液を加え、木べらで良く混ぜる。

 

4. 蓋をして、温度が下がらないようにして一晩おく。

冬場はタオル等を巻いたり、保冷バックに入れたりしてください。
朝に生地を作った場合は、およそ6時間後に焼くとよいでしょう。

 

5. 翌朝、ビニールシートにふるいを使って粉を均等に撒き、タッパーを逆さにして置く。

 

6. 生地が落ちたところで、粉を薄く撒き、手につかないようにする。

小さく作る場合は好みで等分してください。

 

 

7. 生地を広げて畳んでいく。

 

8. 出来上がった生地を天板に乗せ、粉をかける。


9. クープ(パン表面の切り込み)を入れる。

クープを入れにくい場合は、数分焼いてから入れていくといいでしょう。

 

10. 280℃前後で余熱をし、200~220℃で焼く。

1個で大きな場合は20~25分、小さく4~8個の場合は13~15分焼いてください。

 

甘酒チャバッタの出来上がりです。

 

 

おわりに

チャバッタは、シンプルにオリーブオイルと食塩で食べるのが一番美味しいと言われています。

イタリアでは、サンドイッチなどにしても親しまれています。

 

 

お手軽に、手作りパンを楽しんでみては如何でしょうか?

 
 コラムニスト情報
高山益実
性別:女性  |   職業:管理栄養士、甘酒クッキング講師、カウンセラー、GCS認定コーチ、生姜湯健康アドバイザー

「心と体に優しい生活」をテーマに生姜湯健康法と甘酒クッキングを行っています。生姜湯は誰でも簡単に作れるハーブティーです。心と身体のデトックスを行い調子を整えます。また、甘酒も心と身体を整えます。だから、甘酒調味料でつくる料理と、甘酒で作るパンやスイーツなど楽しく教室で作って頂いています。メンタル管理栄養士ますます著として、電子書籍【心と身体に優しい甘酒生活】が好評発売中。(Amazon kindle、楽天Kobo)
ブログ:http://ameblo.jp/takayamaoffice/