トルコ風・豆レシピ!「白いんげん豆と牛肉煮込み」の作り方

執筆者: RiE
はじめに

トルコ料理といえば、そぎ切りロースト肉のドネルケバブが有名なので、肉料理のイメージが強いかもしれませんが、実は、野菜や豆を沢山使うヘルシーな料理が多数あります。

 

トルコ料理に使われる豆は、種類が豊富

特に、豆は、インゲン豆、金時豆、ひよこ豆、レンズ豆など、種類が非常に豊富です。

収穫シーズンにあたる夏には、フレッシュな豆が、それ以外の季節には、乾燥の豆がそれぞれ美味しく料理され、食卓に登場します。

 

白いんげん豆の煮込みは、トルコの国民食!

日本では、白あん等のお菓子に使われることが多い白いんげん豆ですが、トルコでは、煮込みにすることが多く、まず1番に上げられる国民食です。

 

 

白いんげん豆の煮込みにピラフを添えた様子は、なんとなく日本のカレーライスを彷彿させます。

 

白いんげん豆の煮込み
材料(4~5人分)
  • 白いんげん豆(乾燥) 300g
  • 牛肉(カレー、シチュー用ブロック) 50g
  • サルチャ(トマトペースト) 60g
  • 玉ねぎ  1.5個
  • サラダ油 大さじ3~4
  •     小さじ1/2~1
  • 胡椒   適量

 

作り方

1. 白いんげん豆を洗って、多めの水に浸して、1晩、吸水させる。


2. 1 の水を切って、鍋に入れ、ひたひたより少し多めの水を加えて、豆が柔らかくなるまで煮る。

その後、調理するので、少し固めに煮てください。


3.玉ねぎはみじん切りに、牛肉は、豆よりも少し大きめのダイス状に切る。


4. 鍋を火にかけ、サラダオイルを入れて、3 を炒める。

 


5. 玉ねぎが、しんなりとしてきたら、サルチャを加えて、さらに炒める。

 


6. 塩、胡椒、2 の白インゲン豆を加えて、ひたひたより少し多めの水を加えて、煮込む。

日本でもインターネットなどでサルチャが販売されていますが、手に入らない場合には、水代わりにトマトの水煮(缶詰)で煮込むと良いでしょう。

 

時間があるときに下ごしらえを

慌ただしい平日に、前日から豆を水に浸して準備するのは、考えただけで億劫です。

ですので、時間のある週末に、大量の豆の下ごしらえをしておくことをお勧めします。

 

大量の豆を少し硬めに茹で、食べやすい量に分けて冷凍庫で保存しておくと、食べたい時に気軽に豆料理が楽しめます。

おわりに

美味しくて、栄養もあるトルコの国民食。

ぜひ、日本でも味わってみてください。

 
 コラムニスト情報
RiE
RiE
性別:女性  |  

トルコ地中海沿岸地方のアンタルヤで、アジア料理屋さん(EN Asian kitchen & Cafe)を経営しています。ブログは、『アクデニズ。http://akdeniz.exblog.jp/』トルコご飯を中心に更新中。