お散歩がもっと楽しくなる♪春時期の花の豆知識まとめ (1/2)
こんにちは、フラワーデザイナーの近藤紀子です。
エネルギーに満ち溢れた新緑が美しい、この季節のお花について少しご紹介します。
皆さんは、どのように季節の移り変わりを感じていますか?
四季を通して大きく変化する気温や日差し、陽の長さで季節の移り変りを感じるのではないでしょうか。
植物にはそれぞれ旬の季節があり、毎年同じ時期に一斉に花を咲かせ、葉を茂らせます。
では、植物はどのように季節を感知し、一斉に花を咲かせることができるのでしょう。
それには、植物にも備わっている五感が影響していると言われています。
- 【聴覚】音楽を聞かせたり話しかけると、美しい花を咲かせるといわれています。
- 【触覚】オジギソウのように、触れると敏感に反応する植物も数多くあります。
- 【嗅覚】化学物質を空気中に散布し、その匂いで情報交換をしているのではないかと考えられています。
- 【視覚】光に反応するタンパク質を持っていて、光の方向や高さ、強さなどを鮮明に記憶しているそうです。
四季のある日本では一年を通して、色とりどりの花々が私たちを楽しませてくれます。
では、色とりどりの花の中で、1番多く咲いているのは何色の花だと思いますか?
- 最も多い花の色:白色(全体の32%)
- 2番目に多い色:黄色(全体の30%)
このような理由から、春に咲く花には黄色が多いそうです。
黄色い花に、命の喜びやエネルギーを感じるのは、このような理由からなのかもしれません。
「香り」に対する印象は、個人差が非常に大きいものです。
一概に「このお花がいい香り」とはいえませんが、春は特に甘く優しい香りのお花が多く咲きます。
香りで昆虫を引き寄せることが目的の花々は、時間帯によって発する香りの強さが異なることをご存知でしょうか。
- オシロイバナ、ゼフィランサスなど
昼間花を咲かせているが、香りがするのは夜だけ、という種類もある
春ならではの「香りの感じ方の差」をも楽しんでみるのもいいですね。
春の花の楽しみ方といえば「お花見」を思い浮かべる方も多いと思います。
では、お花見はいつ頃から始まったのでしょうか。
『古事記』より
「木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)」は、山の神である「大山津見神(おおやまつみのかみ)」の娘で、桜を象徴する姫神で田の神とされています。
この木花之佐久夜毘売は父の命で桜の花に姿を変え、稲の穀霊として地上に現れたと言い伝えられています。
古代人たちは山に咲く桜の咲き具合によって、その年の稲の収穫を占いました。
花が美しく長く咲くことを願い、春の一日酒肴を用意して山に登り、桜の木の下で花に祈りつつ楽しく一時を過ごしたようです。
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