女友達に「依存」されてない?少し距離を置くべき友人の特徴4選
こんにちは、心理カウンセラーの小日向るり子です。
女性にとって、気が合う女友達と一緒に食事や旅行をする時間は、恋人や家族と味わうのとは全く異なる楽しい時間ですよね。
しかし、こうした女友達でも、距離感を間違えてしまうと一転。
この友情が苦痛や悩みの種となり、最悪の場合は、傷付いて終わってしまうことがあります。
今回は「こんな友人には注意しよう」という視点から、一般的に群れたがる傾向がある女性の友情についてご紹介したいと思います。
ふとしたきっかけで共通の趣味があることが分かったり、話している内になんとなく「この子といると楽しいな」と思ったり。
仲良くなるきっかけは様々あります。
ただ、そうなってからメールやLINE、食事や遊びのお誘いが、急激かつ頻繁に増える関係性には注意しましょう。
この「急激・頻繁」の頻度ですが、例えば1回食事に行った時から、大した用事でもないのに何等かの接点を1日1回以上持ってくるというレベルです。
「相談があるんだけれど」と深夜の電話。
友人が困っているなら相談に乗ろうとOKしてみたら、彼と揉めていたり、職場の上司や同僚と揉めていたり、そんな人間関係でのトラブルの相談ばかり。
相手は変われど、常に対人関係に問題を抱えていて、それをあなたに相談してくるという場合も注意が必要です。
「頻繁に」というところがポイントです。
誰しも辛いことや悩みを話していれば、感極まって泣いてしまうことはあります。
しかし、相談をしてくる度に泣いているという状態は問題です。
お誘いの連絡が入った時、予定が会って無理だとそれを断った場合。
相手の出方に注意しましょう。
「その日は彼とデート?」とか「趣味のサークルで集まりがあるのかな?」などと、遠回しにでもあなたがその日は何をして過ごすのかを探ってくるパターンです。
上記の注意すべき4つの言動をとる友人が、なぜ危険なのか。
それは、こうした関係性は「依存」のサインだからです。
つまり、あなたとの関係の中に友情を超えた依存が入ってきているということになります。
依存を自覚することなく、こうした友人との関係性を受け入れ続けていくと、あなたはいつしか息苦しさを感じるようになるでしょう。
「友達のはずなのに、以前は一緒にいたら楽しかったのに、最近は連絡がくると気が重いのはなぜなんだろう」といった、漠然とした不安感情が生じます。
それであなたが距離を取ろうとすると、相手の態度は一転し「裏切り者!大嫌い!」といった憎悪感情に変わり、それをあなたにぶつけてきます。
それだけでなく、こうした人は、すぐに別の依存対象を見つけて、その人にあなたの悪口を泣きながら相談するということをよく行います。
そう、あなたが相談されたように、です。
それは、あなたが悪いのではなく、友情に過度に依存してしまうという相手のパーソナリティに問題があります。
しかし、親身になって相談に乗ってきたあなたは、かなり傷付いてしまうでしょう。
「友情」という言葉は美しい物として語られることが多く、それゆえに、同性の友達がいないと悩んでいる人ほど、急接近してくる女友達に対して嬉しさを感じます。
そして、親身に一生懸命になってしまう傾向があるのです。
しかし、そういう焦りとか寂しさを持つ状態の時に急接近する友情は、自分が傷付いて終わりになることが多いでしょう。
「女の友情は尊い」という幻想は捨てましょう。
1人で楽しい時間を過ごせる人こそ、健全な友情が築けるということを忘れないようにして下さい。
大人の女性は、距離感を大切にした友情を築いていきましょう。
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カウンセリングスペース「フィールマインド」代表カウンセラー。
15年間の出版社勤務の傍ら、ボランティアでNPO自殺予防ダイヤルの電話相談員をはじめたことがカウンセラーを志すきっかけとなりました。
退職後は派遣やアルバイトで働きながら(社)日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラーの資格を取得し、その後公的機関のセクハラ相談員を経て自身の会社「フィールマインド」を設立しました。
フィールマインドサイト:http://feel-mind.net/index.html
関係(恋愛・職場・友人)/ 恋愛関係 / メンタル疾患 / 性に関する悩み/ のご相談を得意としています。
エキサイトお悩み相談室登録カウンセラー:http://counselor.excite.co.jp/
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