奨学金=借金です!子どもを返済地獄に落とさない大学進学費用の作り方 (2/2)
例えば、国立大学が安いという理由で、高額の塾代を負担して塾通いさせたとしたなら、その費用総額は、私立大学に行かせたのと同じくらいの金額になるかもしれません。
そんなことが現実には起こり得るものです。
小学生から塾に行かせる必要があるのでしょうか。
中学生、高校生も塾に行かせる必要があるのでしょうか。
現在の塾事情としては、月額1万~5万までかかっています。
小学4年生位から塾通いが始まることが多いのですが、塾代で小学生3年間(平均40万円)、中学生3年間(平均90万円)、高校3年間(平均50万円)となっています。
子供1人で、平均180万円も塾の費用がかかっている計算です。
大学進学までに、これだけの費用が塾だけでかかっているのです。
もし塾通いをなくしたら、この分を大学進学費用にかけられます。
それなら学習面はどうするのだということになりますが、自分の実力に合った大学にいけば良いのではないかということになります。
もちろん高学歴の大学に行った方が就職や出世に有利なのに異論はございません。
親が塾代も進学費用も問題なく出せる家計であれば良いのですが、そういう家庭は少なくなっているのが現状です。
今回は少し極論的な話かもしれませんが、現実を直視してほしいのです。
実際には、大学の進学率は上昇していますが、それに伴って経済的事情からの中退率も上昇中です。やはり親としては、入った大学は卒業して社会に巣立ってほしいものですよね。
大学進学時のことを、子供が小さい頃から考えて、今の内から準備をしておくことをお勧めします。
また、以前のコラムでご紹介したように、自治体によっては塾代の助成を行なっているところもありますので、問い合わせてみるといいかもしれません。
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社会保険労務士合格者
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンアドバイザー
年金アドバイザー
1973年生まれ。大学卒業後、商売の基本を学ぶため大手100円ショップに入社。1円単位の原価計算の重みを知る。その後、大手スーパーに転職し、値引きやタイムセールを担当。リアルな現場での駆け引きや相場観を養う。またその手腕により東京地区エリアマネージャーとなり、新人採用を年間4000人担当した。
著書「給料そのままで月5万円節約作戦!!」の中では固定費の削減を中心に
ラクして貯めるをモットーに活動している。
ブログでいつも取り上げているテーマは節約全般、社会保険労務士試験 住宅ローン 労働問題 ブラック企業 障害年金 40代の転職 出版について 潜在貯蓄 教育についてなどになります。興味がある方は是非ブログも覗いてみてください。
著書は『給料そのままで「月5万円」節約作戦!』(ごま書房新社)。本の内容は、『らくらく貯蓄術。住宅ローン地獄に落ちない為の家計防衛のススメ。』
http://kotukotushinai.jimdo.com/
にもまとめられている。
ブログ『節約アドバイザー ヨースケ城山ブログ』http://ameblo.jp/yousukeshiroyama
では、節約だけではなく転職活動、著書、社労士、FPのことを配信中。
【著書】
2012年 給料そのままで「月5万円」節約作戦【ごま書房新社】より発売
2015年 給料そのままで「月5万円」節約作戦がkindle化されました。
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