「いつまでに〇円貯める!」を決めよう。貯金を増やす「納期&貯め癖」のすすめ
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。
さて、ステップ1で、ある程度自分の「人生設計」が描け、お金を貯める「目的」が明確になってきたら、次に考えることは、「いつまでに」という“納期”です。
やりたいことはたくさんあっても、“納期”を決めなければ人間なかなか動くことができません。
「いつかは、英語を話せるように」とか、「今度こそ、5キロダイエットする」など、様々なやりたいことを決めたとしても、そこで“明確な納期”を決めないと、ほとんどの場合、失敗に終わります。
あなたも、そんな経験はありませんか?
とにかく「やりたいこと」が決まったら、必ず“納期”を決め、達成している自分のイメージを明確に持つようにしましょう。
それができれば、まず半分は成功したと言ってもよいでしょう。
「いつまでに」というゴールを決めることによって、よりあなたの達成意欲も湧いてきます。
ただし、無謀な設定はしても意味がありません。
月5万円を積み立てたとして、年間で60万円です。
とすると、1000万円貯めるには、1000万円÷60万円=約17年という計算になります。
もし、あなたが5年で1000万円貯めようと思ったら、年間200万円、月約17万円の積み立てが必要になるということです。
それ相応の所得がある人なら可能かもしれませんが、なかなか簡単に継続できる金額ではありません。
したがって、まずは無理せず出来る範囲で、たとえ相当な時間がかかったとしても、“着実に実行できる計画”を立てることが大切です。
そして、いまは単純に「現金で積立」という例で話をしましたが、「投資」によって、その期間を短くできるチャンスも十分あります。
答「 」
ここでは、わたしのケースでお話をしましょう。
私の場合、22歳で社会人になったときの初任給は138,000円でした。
そのうち、毎月5万円を天引きで貯蓄しました。
幸い、親元から通勤していたため、「お金」が余りかからなかったからです。
また、初年度のボーナスも、周りの友人達は海外旅行などに使っていましたが、わたしは一切手をつけず、そのまま貯金をしました。
結果、社会人1年目で、100万円を貯めることができました。
当時、ある先輩から、
と言われたことがありました。
実際に、自分自身が100万円を貯めてみて、それを“実感”しました。
そのあと、200万、500万円と自然と貯まっていったからです。
何故、加速度的に「お金」が貯まっていったのかについては、後のステップで改めて解説したいと思います。
ここで重要なことは、ステップ1で「目的」を明確にできたら、
ということです。
「貯め癖をつける」、これが非常に重要なことなのです。
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投資顧問会社IFA JAPAN®株式会社ほか、リンクスグループ3社の代表を務める。現在、経営コンサルタントのほか、金融機関に影響を受けない独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として、国内外の金融商品を用いた「ポートフォリオ・マネジメント・サービス(PMS)®」の評価は高い。
また教育にも力を入れており、講演回数は800回以上。その他、日本経済新聞社、各マネー誌、フジTVなど執筆、出演も多数。
■ライセンス
経済産業省登録 中小企業診断士
国土交通省登録 公認 不動産コンサルティングマスター
日本FP協会認定CFP® 他
■メディア実績(執筆、取材など)
・日本経済新聞 、日経ヴェリタス
・納税通信、税理士新聞
・富裕層向け雑誌「ミリオネア」「NILE’S NILE」
・フジテレビ「とくダネ!」、テレビ朝日「やじうまテレビ!」など
■著書
「海外分散投資入門 ―日本が財政破たんしても生き抜くためのノウハウ―」
(Pan Rolling社)
「海外ファンドのポートフォリオ」(Pan Rolling社)
「着実に年10%儲ける海外分散投資入門」(実業之日本社)
「投資のプロが教える初心者でも失敗しないお金のふやし方」(IFAメディア出版)
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