インテリアの決め手は窓!お部屋の印象を変えるウィンドウコーディネート (1/2)

執筆者: 林 通子 職業:インテリアコーディネーター
はじめに

こんにちは、インテリアコーディネーターの林通子です。

 

皆さんのお家には、カーテンはありますか?

そのカーテンを代表とする、窓回りの装飾全般をウィンドウトリートメントと呼びます。

 

今回は、ウインドウトリートメントについてのお話です。

 

 

窓がインテリアの決め手になる

窓は、お部屋の中でも比較的目につきやすい場所にあります。

また、占める面積も大きいため、ウィンドウトリートメントの選び方次第でインテリアの印象はかなり変わります。

 

カーテンは実用性だけじゃない

カーテンは、外からの視線や日差しなどを遮るという役目もありますが、窓を額縁のように捉えて演出すると、窓辺に豊かな表情が現れます。

 

カーテンなどのウィンドウトリートメントを、インテリアの大切な要素の1つとして考え、お部屋をお好みのイメージに変えてみましょう。

カーテンを替える

ウィンドウトリートメントでよく使われているのは、カーテンです。

 

カーテンの閉った状態をイメージした生地選び

タッセル付きのカーテンで、レースとのダブルの物が一般的だと思います。

 

昼間は開けていることの多いカーテンですが、夜間に閉めた時の印象は、かなり大切なポイント。

生地を選ぶ際には、その点を十分に考慮した方が良いでしょう。

 

カーテンを開けた状態

 

カーテンを閉めた状態

 

タッセルを替えてみる

カーテンを替えるという点で最も簡単な方法は、タッセルを替えることです。

 

共布の物から、リボンや組み紐タイプの物、数本の麻紐などに変えると、同じ生地のカーテンでも表情が豊かになります。

 

生地の違いで大きく変わる印象

もちろん、カーテン生地の色や柄、生地の質感などを替えると、お部屋の印象はより大きく変わりますよ。

 

可愛らしい花柄のカーテン

 

シンプルな木の柄のカーテン 

 

上は、全く同じインテリアのお部屋ですが、生地の違いで大きくイメージが変わっています。
お部屋のイメージチェンジをしたい時にはぴったりですね。

スタイルを変える

上記は、生地だけを替える方法についてご紹介しました。

 

しかし、ちょっとしたリフォームでウィンドウトリートメントに関するスタイルを替えられる場合、カーテン以外にする手もあります。

 

重厚感のあるクロスオーバー      

 

裾が可愛いスカラップ

 

エレガントなセンターパート

 

センターパートは、生地の柔らかさが表情に出るので、エレガントでロマンティックな印象になります。

 

シンプルなプレーンシェード

 

優しい雰囲気のプリーツスクリーン

 

プレーンシェードやプリーツスクリーンは、すっきりとした中にも優しい印象が漂います。

 

 
 コラムニスト情報
林 通子
性別:女性  |   職業:インテリアコーディネーター

京都・滋賀を中心に稼働中のインテリアコーディネーターです。日々の暮らしを愉しみ、心地よく過ごす・・・そんな空間創りをお手伝いさせていただきます。
ホームページ:interior design LaBlanche (https://www.lablanche0721.com/)