スウェーデンのコーヒータイム「フィーカ(Fika)」を楽しもう!過ごし方やお菓子の紹介

北欧流のお茶会「フィーカ(Fika)」の楽しみ方を紹介。珈琲やシナモンロール、クッキーなどでおしゃべりをするフィーカは、日本で言う「飲み会」のようなものでしょうか。

執筆者: Yukki 職業:スウェーデン・北欧ガイド
北欧の人々はコーヒータイムが大好き!

Hej!スウェーデン在住のYukkiです。

今回はフィーカについて、皆様に楽しみ方をご紹介したいと思います。

 

 

フィーカ(Fika)とは

「フィーカ」という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。

フィーカは、コーヒーや紅茶を飲みながら、友人・家族・同僚と、または一人で楽しくゆっくり時間を過ごすことです。

 

スウェーデン人はコーヒーが大好き!

スウェーデンに初めてコーヒーが来たのは、なんと300年前のことです。

それから徐々に普及していき、今では毎年8万9000トンものコーヒーが輸入されています。

 

毎日の一人あたり、平均3.2杯も飲んでいるのです。凄いですよね。

 

 

カフェで外フィーカをしてみよう

ストックホルムの街のあちらこちらにカフェがあるので、カフェ探しにはまったく困りません。

たくさんのカフェを巡り、自分の好みのお店を探すのも一つの楽しみです。

 

 

森や公園で外フィーカも盛ん

また、長い冬が終わり、夏になるとスウェーデン人はこぞって外に出ます。

フィーカも、もちろん外で。

 

外にテーブルや椅子を置いているカフェも多く、皆それぞれ時間を楽しんでいます。 

 

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おうちで家フィーカをしてみよう

 

外でフィーカをする以外にも、家フィーカも行います。

暖かいときはバルコニーや庭で、寒い冬はキャンドルを灯しながら家の中で。


スーパーに行けば、Fikabröd(フィーカブロード)と言って、フィーカ用のパンコーナーがあります。

 

珈琲の種類もさまざま

また、粉コーヒーの種類やメーカーが豊富で、どれが良いのか選べないほどあります。

コーヒーメーカーが自宅にある人も少なくなく、それぞれの方法でフィーカを楽しんでいます。 

 

 

なんと会社でもフィーカが盛んです

スウェーデンでフィーカというのは、会社で他の社員と交流を深めるための一つの良い方法にもなっています。

 

例えば「毎週金曜日2時はフィーカ。カフェテリア集合!」という風に。

しかも、それぞれ各自でクッキーやケーキを持ち寄り、皆でワイワイ楽しみます。

 

そうすることによって、普段の仕事ではあまり話さない人とも話が出来たり、新しいアイデアが生まれたり、効率が良くなったりするそうです。 

 

甘いお菓子やパンと共にいただきましょう

スウェーデン人は甘い物も大好きです。

良く食べられているお菓子は、シナモンロールです。

なんと、10月4日は「シナモンロールの日」でもあります。


他にも、パイやチョコレートケーキ、チョコレートボール、カルダモンロール、キャロットケーキ…本当に様々なお菓子が食べられています。 

 

 

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のんびりスローライフに「フィーカ」を取り入れてみて

スウェーデンの重要な文化の一つ「フィーカ」。

皆さんも、楽しくゆっくり時間を過ごしてみて下さいね。 

 
 コラムニスト情報
Yukki
性別:女性  |   現在地:スウェーデン  |   職業:スウェーデン・北欧ガイド

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