手首、指の付け根が痛いのは腱鞘炎かも?応急処置と予防ストレッチ

執筆者: 大西 紘平 職業:アパレル接客・暮らしガイド
腱鞘炎は現代病である!

デスクワークでパソコンを使うことはもちろん、スマホやタブレットを操作したりしますよね。

こういった端末を使うと、手首や指の付け根に痛みが走るときがありませんか?

もしかしたらそれは腱鞘炎かもしれません。

腱鞘炎は慢性化することも多く、指を動かす度に鈍い痛みが走ることもあります。

痛みが長引きかねないので、基本的には早期治療が大切です。

でも実際に腱鞘炎になってしまったら?

まずは応急処置をしてみましょう。

 

 

腱鞘炎になったときは冷やす

腱鞘炎応急処置の基本は「アイシング」です。

とにかく患部を冷やすことを最優先とします。

まず保冷剤をタオルに包み、痛みが激しい患部にゆっくり当てましょう。

大抵の場合は手首~指の付け根付近です。

 

湿布でもOK

保冷剤の代わりに湿布を使っても問題ありません。

湿布を小さめにカットし、患部に貼り付けることで痛みを和らげます。

サイズが大きすぎると貼りにくいのでちゃんとカットしましょう。

 

冷やしすぎないで

ただし、どちらの方法でも冷やしすぎには注意が必要です。

特に手首は動脈や静脈が通っており、体温を下げてしまうおそれがあります。

痛みが引いたら冷やすのは止めましょう。

 

痛み始めたら動かさない

動かすと痛みが悪化しかねないため、特に注意しなければいけません。

サポーターを使う

痛みが長引くときはサポーターを使用してみるのもおすすめです。

応急処置とは言いづらいですが、サポーターで手首を固定するなどすれば、痛みが悪化するのを防いでくれます。

腱鞘炎の予防ストレッチ

腱鞘炎の究極の予防法はスマホやパソコンを使わないことですが、実際はそんな訳にもいきません。

実は簡単な方法で予防することができます。

 

体が鈍ったときに行うことの多い、ストレッチです。

作業の合間を見てストレッチしてみましょう。

手首ストレッチの方法

まず手首のストレッチをしましょう。

力を抜いて机に片方の手のひらを置き、もう片方の手でグッと上に反らします。

この状態を数秒間保ち、反対の手もストレッチします。

これを3~4回繰り返しましょう。

 

 

肩ストレッチの方法

肩のストレッチは、まず立った状態でイスの肘掛けや端を持ち、そのままゆっくり上下に揺らします。円を描く上に上下させるのも良いでしょう。肩はこれだけでストレッチ完了です。

手と肩、どちらも筋肉をほぐすことが重要なので、入念にストレッチを行いましょう。

腱鞘炎は早めに治療を

腱鞘炎は予防するに越したことはありません。

もし腱鞘炎になったら病院で診察を受け、早めに治療してもらいましょう。

 

慢性的な痛みのせいでストレスが溜まることもありますので、腱鞘炎も早期発見・早期治療が大切です。

 
 コラムニスト情報
大西 紘平
性別:男性  |   現在地:香川県  |   職業:アパレル接客・暮らしガイド

コラムをご覧いただきありがとうございます。

服飾専門学校を卒業後はアパレル業界へ数年間身を置いていました。
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