緊張やストレスを緩めるツボ位置・反射区6つ。すぐできる"眉・頭・顔"のセルフマッサージ
緊張とストレスを和らげるのに役立つ、簡単マッサージ&ツボ押しのやり方を紹介。例えば、新しい環境に適応するために頭を使うと、頭皮や目の周り、耳の周り、首や肩などが凝りがちです。 セルフケアでそれらの場所をほぐして、リセットをしてみましょう。
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
年度替わりで新しい環境に変わる方が多い季節。
それでなくても冬から春の季節の変わり目で気候の変化が激しく、自律神経の働きに影響が出やすいものです。
今回は、緊張してストレスも多いこの時期を乗り越えるのに役立つツボなどをご紹介します。
ストレスを和らげ、リラックスして自分らしくスタートを切りましょう。
新しい環境は、新しい情報をキャッチして適応しようとするために、非常に神経を使います。
頭を使うと、頭皮や目の周り、耳の周り、首や肩などが凝りがちです。
それらの場所をほぐしてリセットをしてみましょう。
頭頂部には、全身の気の流れを良く整える「百会(ひゃくえ)」というツボがあります。
自律神経の働きを整え、緊張をほぐしスッキリさせます。
「百会」を刺激する方法
頭頂部をこぶしで軽くコツコツとたたき刺激します。
また、頭頂部を床についてころころと転がしたり、後で手を組んで持ち上げるウサギのポーズもお勧めです。
ウサギのポーズ
緊張すると、頭皮も筋肉が硬く緊張して、押すと痛みや突っ張りを感じやすくなります。
頭皮全体をつかむようにマッサージするのも、頭から顔周りのこわばりを取るのに有効です。
表情が柔和になり、新しい環境になじみやすくなるでしょう。
精神的に緊張したり、神経を使っていたりすると、目や耳の周りの筋肉が緊張して硬くなる傾向があります。
そこで、眉をつかんでマッサージをしたり、耳をつまんで軽く引っ張ったりします。
眉の筋肉を柔らかくすることで、おでこの不要な力も抜け、 しわの予防にもなります。
耳を引っ張ると、首から後頭部、肩の後ろなど、凝りが溜まりやすい部分がゆるみほぐれます。
もちろん精神的な頭の緊張・ストレスも解消しやすくなります。
ストレスに関する足のツボは、かかとと親指にあります。
疲れているのに緊張して目が冴えて眠れない時などに特に有効です。
足の親指は脳の反射区で、揉みほぐすとストレスを緩和し緊張がゆるみ、脳の働きを正常に整えます。
かかとにも「失眠(しつみん)」というツボがあり、ストレスを解消して睡眠の質を上げ、疲れを取りやすくしてくれます。
場所は、かかとのほぼ真ん中です。
気軽に押しやすいツボをご紹介しました。
緊張感の高い時期を、少しでも楽に乗り切るお役に立てれば幸いです。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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