夏冷え解消!夏野菜のスープレシピ「とうもろこしと新玉ねぎの濃厚ポタージュ」の作り方

夏はエアコンの利きすぎで冷え性になりがち。夏野菜で栄養と熱が取れる、ポタージュスープのレシピを紹介します。暑くて食欲がないときもおすすめのメニューです。

執筆者: 久保田 晴子 職業:フードプランナー
夏バテ予防に!夏野菜のスープレシピ

こんにちは、フードプランナーの久保田晴子です。

 

スーパーでは瑞々しい夏野菜がたくさん出回り始め、野菜コーナーは目を引くようなビビッドな色で溢れていますね。

 

今回は、その夏野菜の代名詞の1つでもある「とうもろこし」を使った、とても簡単で濃厚なポタージュレシピ「とうもろこしと新玉ねぎの濃厚ポタージュ」をお届けします。

 

 

「とうもろこしと新玉ねぎの濃厚ポタージュ」材料

4人分の材料になります。

  • 新鮮な生のとうもろこし:2本(皮を剥いて約670g)
  • 新玉ねぎ:大1個(皮を剥いて約260g)
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 塩:小さじ1
  • 水:適量(本文の作り方を参照)
  • 牛乳:200ml~お好みで

 

「とうもろこしと新玉ねぎの濃厚ポタージュ」作り方

1.

とうもろこしと玉ねぎの皮を剥き、とうもろこしは芯から実を削ぎ落とし、玉ねぎは粗みじんにしておきます。

 

とうもろこしの芯は後から使うので、捨てずにとっておきます。

 

 

2.

鍋にオリーブオイル、塩と1の材料を全て入れ、弱めの中火で玉ねぎが透き通るようになるまで炒め合わせます。

 

 

3.

玉ねぎが透き通ったら、具材の1cm上まで水を入れ、とうもろこしの芯も加えます。

蓋をせず、弱火で20~30分程度煮込みます。

 

蓋をせずに水分を飛ばし、弱火でじっくり煮ることが、濃厚な天然の甘味を引き出すポイントです。

 

 

4.

写真のように、水が具材の2-3mm下になるまで煮込んだら、とうもろこしの芯を取り除いた後、ブレンダー、もしくはミキサーを使って、かなり細かくなるまで長めにクラッシュ。
完全なペースト状にします。

 


 

5.

4のペーストを一度味見した後、牛乳(もしくは牛乳と水)をお好みで加えて伸ばします。

最後に、適量の塩(分量外)で味を引き締めて完成。

 

 

一手間で加えるアレンジレシピ
口当たりを良くするなら

お客様にお出しする場合などは、完成後に1度、濾し器を使って粒を濾してみて下さい。

より上品な口当たりになります。

 

より濃厚な味わいにしたいなら

濃厚なポタージュがお好きな場合は、牛乳に加え、少し生クリームを足してみて下さい。

 

コトコトと煮込んだとろとろ夏野菜スープを召し上がれ

繰り返しになりますが、ポイントは「弱火」と「蓋をせずに水分を飛ばしながら調理」すること。

このことで、とうもろこしと玉ねぎが持つ、天然の甘みがしっかりと出てきます。

 

この旨みを体験すると、市販の物は食べられなくなるほど、やみつきになります。
今しか食べられない、夏の風味を満喫できるこのレシピ、ぜひお試し下さいね。

 

参考書籍
  • 「ラクなのに美味しい 驚異の弱火調理法」監修:山本千代子
  • 「からだにやさしい旬の食材 野菜の本」講談社編集
 
 コラムニスト情報
久保田 晴子
性別:女性  |   現在地:関東  |   職業:フードプランナー

小学生から料理を始め、企業勤務を経て、現在、和洋のおかずレシピと
製菓(主に焼き菓子)のレシピのご提案を書籍・webで行っています。
また、「食/レシピ」とあわせて、食器、テーブル周り等も含めた、
「ストーリー性のある食の空間作り」の情報も発信していきたいと
思います。

【自身のブログ】
☆(ブログ)Vege&Soup
☆(URL)http://vege-and-soup.com/
お料理のレシピと日々の暮らしを中心に綴っています。
ぜひお気軽に遊びにいらしてください。

 

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