フードプランナー解説!冷たいスープレシピ「冷製ヴィシソワーズ」の作り方

玉ねぎとじゃがいもの冷製スープレシピ!簡単「クラシックヴィシソワーズ」の作り方を解説します。食欲がないときや夏の食事にもおすすめのメニューです。

執筆者: 久保田 晴子 職業:フードプランナー
食欲がないときにおすすめのメニュー、冷製スープ!

こんにちは、フードプランナーの久保田晴子です。

 

本格的な暑さの到来と共に、何となく食欲が減退してしまう方も多いかと思います。

今回は、そんな時にぴったりの冷製スープ「ヴィシソワーズ」のレシピをご紹介します。

 

 

材料(3~4人分)
  • じゃがいも:皮を剥いて約300g
  • 玉ねぎ:皮を剥いて約100g
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 冷たい牛乳:200cc
  • 生クリーム:50~80cc 

 

A

  • 水:200cc
  • 顆粒コンソメ:小さじ1/2
  • 塩:小さじ1/2~(味を見ながら調整)

 

作り方

1.

皮を剥いたじゃがいもと玉ねぎを、なるべく薄くスライスする。

 


2.

鍋にオリーブオイルを入れて軽く具材を炒めた後、Aを入れて蓋をする。
弱火で野菜がほろほろになるまで、20~30分程度煮込む。

 


3.

写真のような状態になったら、火から下ろす。

冷たい牛乳を入れて、ブレンダーでしっかりとミキシングする。

 

このスープは、ややもったり感のある、ポタージュタイプの水分量になっています。
よりサラサラが良い場合は、ブレンダーで混ぜる際に、水とミルクを「1:1」の比で少しずつ追加し、お好みの状態まで伸ばして下さい。

 

 

4.

3に生クリームを50ccだけ足して味をみる。

より濃厚な味が良ければ、少しずつ生クリームを足して調整する。


最後に、お好みに合わせて軽く塩(分量外)で味を調え、冷蔵庫で冷やして完成。

 

冷たい牛乳を加えるので粗熱は取れやすい状態ですが、よりお急ぎで冷蔵庫に入れたい場合は、鍋底に氷水を当てて下さい。

 

なお、このスープは冷製スープですが、温かい状態でも美味しく頂けます。

 

 

玉ねぎとじゃがいもの冷製スープで、暑さを乗り切る

これまでにご紹介したスープのレシピと同様、今回のレシピも「弱火」を使って調理をしていきます。

そうすることで、ジャガイモの風味と玉ねぎの天然の甘みが十分に前面に出るのです。


のどごしが大変良いので、食欲がなくなりがちの夏にお勧めの一品です。
お野菜本来の旨味をしっかり満喫できるこの冷製スープ、是非一度お試しくださいね。

参考書籍
  • 「ラクなのに美味しい 驚異の弱火調理法」監修:山本千代子 監修:山本千代子
  • 「からだにやさしい旬の食材 野菜の本」講談社編集
 
 コラムニスト情報
久保田 晴子
性別:女性  |   現在地:関東  |   職業:フードプランナー

小学生から料理を始め、企業勤務を経て、現在、和洋のおかずレシピと
製菓(主に焼き菓子)のレシピのご提案を書籍・webで行っています。
また、「食/レシピ」とあわせて、食器、テーブル周り等も含めた、
「ストーリー性のある食の空間作り」の情報も発信していきたいと
思います。

【自身のブログ】
☆(ブログ)Vege&Soup
☆(URL)http://vege-and-soup.com/
お料理のレシピと日々の暮らしを中心に綴っています。
ぜひお気軽に遊びにいらしてください。