針を使わずせっけん水で!羊毛フェルトのふんわりコースターの作り方

執筆者: maim*(マイム)
せっけん水で。羊毛コースターの作り方

こんにちは、ハンドメイド作家maim*(マイム)です。


やさしく温かい雰囲気が人気の羊毛フェルト。

羊毛フェルトの作品作りには、専用の針で刺していく方法と、針を使わずにせっけん水で形を作る方法の2種類があることをご存知ですか?


今回は、針を使わずにせっけん水を使う、羊毛フェルトのコースターの作り方をご紹介いたします。

 

 

準備するもの
  • 羊毛フェルト
  • せっけん水
  • ビニール手袋
  • クリアファイル
  • タオル
  • アイロン


せっけん水は、40度程度のぬるま湯500mlに、食器用洗剤やシャンプー、ハンドソープなどを数滴垂らしたものを準備してください。

 

 

制作手順

水を使うので、濡れても良い場所で作業してくださいね。

1. クリアファイルをカットして丸い型を作ります。

出来上がりは数センチ縮むので少し大きめにしておくと良いでしょう。
ビンのフタやお菓子の型など、型になりそうなものがあれば、それを使って頂いても構いません。

2. 繊維の向きが揃うように、型に羊毛フェルトを並べます。

1層目、2層目、と繊維の向きが逆になるように並べます。下の画像で言うと、1層目では縦方向に並べたので2層目では横方向ですね。

 

 

※分かりやすいように羊毛フェルトの色を変えています。

 

3. これを繰り返し、好みの厚さになればせっけん水をかけ、ビニール手袋をつけてこすっていきます。

手袋をすることによって、すべりが良くなります。

 

 

しっかり時間をかけてこすると、摩擦で繊維が絡み、だんだんとフェルト化してきます。

フェルト化の進み具合をチェックするために、ときどき表面をつまんでみましょう。

 


右の状態ではまだまだこすり具合が足りませんね。

しっかりと、時間をかけてこすることがポイントです。

 

4.ある程度フェルト化したら型から外し、フチや裏側もせっけん水をかけてこすりましょう。

 

5.水で洗剤を洗い落としてタオルで水気をとります。

アイロン(ドライ・中温)をかけて完成です。

おわりに

色を混ぜてみたり形を変えてみたり、いろんなアレンジを楽しんでみてくださいね。

羊毛フェルトの専用針をお持ちの方は、上から模様を刺すこともできます。


ほっこり温かみの感じられるコースター、ぜひ手作りしてみてはいかがでしょうか。

 
 コラムニスト情報
maim*(マイム)
性別:女性  |  

ハンドメイド作家maim*(マイム)です。
編み物・縫い物・羊毛フェルト…など
いろんな分野の手芸をします。

手作りの良さをお伝え出来ればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

制作ブログも更新中ですので、よければご覧ください。
http://ameblo.jp/maimhosi/