タイ料理で食欲アップ!エビと春雨の夏レシピ「ヤムウンセン」の作り方

執筆者: taeco 職業:タイ・バンコクアドバイザー
人気のタイ料理!海老の入った春雨サラダ「ヤム・ウンセン」

今回は、タイ料理の定番メニュー「ヤム・ウンセン」をご紹介したいと思います。


タイの春雨サラダと訳されることの多い「ヤム・ウンセン」。

「ヤム」は「和える」、「ウンセン」は「春雨」を意味します。

 

さっぱりと頂ける一品です。

 

 

タイのサラダや和え物に使われる、タイならではの調味料とは?

タイ料理のサラダや和え物等、タイのひんやりメニューの作り方を見ると、「ナンプラー」「ライム」「砂糖」「唐辛子」、そして「ニンニク」が共通して使われていることが多いですね。

 

そこに、お好みで干しエビやピーナッツが加えられます。

 

「塩味」「酸味」「甘味」「辛み」といった、タイ料理の4大要素が感じられる調味料の使い方といって良いでしょう。

 

 

人気の青パパイヤを使ったサラダ「ソムタム」の場合

砂糖の使用量が少し増え、タマリンド(梅干で代用可)や味の素等が加えられるなど、「ヤム・ウンセン」と少し異なります。

しかし、「ナンプラー」「ライム」「砂糖」「唐辛子」「ニンニク」の5つの調味料が使われる点は同じです。

 

材料は意外に揃いやすい!

日本人にとって、馴染みの少ないタイ料理のレシピを見ると、材料をそろえるのは大変そうと感じることもありますが、慣れてしまえば簡単です。

 

ドレッシングを作っておけば簡単

また、ドレッシングを作っておけば、お手軽に作れる料理でもあります。

 

タイ風春雨サラダ「ヤム・ウンセン」の材料
材料(2~4人分)と下準備
  • 緑豆春雨 ...30g程度
  • 豚ひき肉 ...大さじ2、3程度


  • エビ ...4~6尾

エビは、背ワタと殻を取り除きます。

 

  • イカ ...4分の1はい

内臓、足を抜いて、薄皮をむき、一口大サイズに切ります。

 

  • キクラゲ ...3、4枚程

半分に切ります。

 

  • タマネギ ...小2分の1個分

細切りにします。

 

  • 細ネギ ...2、3本

小口切り~5cm位の長さに切ります。

 

  • トマト ...1、2個

串切りします。

 

お好みで、2~3分茹でたオクラ・レタス・キュウリ・セロリ・パクチー・ピーナッツ等をご用意ください。

 

調味料
  • ナンプラー ...大さじ2
  • ライム(レモンで代用可)のしぼり汁 ...大さじ2
  • 砂糖 ...大さじ1程度
  • 唐辛子の輪切り ...1本
  • ニンニクのすりおろし ...1かけ

 

 

簡単!「ヤム・ウンセン」の作り方
沸騰したお湯で、緑豆春雨を茹でます

袋に「ゆで時間3~5分」と表示されていれば、5分茹でましょう。

 

茹で始めから3分経過したら、エビとイカ、豚ひき肉とキクラゲを加え、火が通ったら、ざるにとって水気を切り、冷まします。

 

春雨は、長ければ、半分に切ります。

 

玉ねぎと細ネギを1分程冷水にさらし、水気を切ります

1 が冷めていれば、一緒にしても大丈夫です。

 

3 ボウルに、1と2、トマトとお好みの野菜を入れます

お好みの野菜とは、オクラやレタス、キュウリ等のことです。

 

4 「3」に調味料を加えて、和えます

調味料とは、ナンプラー、ライムのしぼり汁、砂糖、唐辛子の輪切り、ニンニクのすりおろしのことです。

辛くても大丈夫な場合は、唐辛子の種も入れます。

 

5 お好みで、パクチーやピーナッツを追加すれば完成です

 

 

  • 使用する食材や調味料によっても仕上がりの味が異なります。調味料の量等、お好みで調整してください。
  • タッパ―等に入れて、冷蔵庫で保管し、翌日に食べても美味しく出来上がります。

 

おわりに

今回は、暑い夏に食べたくなるタイのひんやりメニューをご紹介しました。

 

この夏、「ヤム・ウンセン」作りに挑戦してみるのはいかがでしょうか?

お店で食べるより、安くて沢山食べられます。

 

 
 コラムニスト情報
taeco
性別:女性  |   職業:タイ・バンコクアドバイザー

2011年10月~、夫の転勤で、タイのバンコクで暮らしています。
「taecoのバンコク日記」http://ameblo.jp/ta-eco/や「Food Decoration/フード・デコレーション/แกะสลัก」http://fooddecoration.blog.fc2.com/ を執筆。

学生時代&社会人時代は、国際的な開発・環境問題について学び、フィールドワークを通した調査研究等していました。主に、自然環境の再生や創造、環境教育についてが専門です。美しい自然や限りある大切な資源を未来の世代にも継承していくため、今後も、何らかの形で、情報発信や活動に関わることが出来ればと思っています。