チーズ初心者は「熟成の浅いもの」か「白カビ」種類がおすすめ!美味しいナチュラルチーズの選び方

たくさんの種類があるチーズ。初心者にお勧めなチーズを紹介。選び方のポイントが分かります。熟成が進んだクセのあるチーズは、避けた方が無難かも。

執筆者: Latte Columnist
チーズの選び方のポイント

初めてナチュラルチーズを買うという人は、どれを選んだら良いかわからないと思います。
そこでここでは、市販品のチーズを買うときのポイントについてお話していきます。

 

 

慣れていない人には「熟成の浅いチーズ」がオススメ!

ナチュラルチーズは、プロセスチーズとは違い、どんどん熟成が進みます。

そのため、熟成の具合によって、同じチーズであってもまったく味が異なります。

 

そのため、少し詳しく書かれている商品(デパートのチーズ売り場のチーズなど)の場合は、「24か月」「36か月」のような表記がされています。

 

熟成が進むと、独特のクセも出てくる

チーズは熟成が進むと、一般的には、濃厚な味わいを持つようになります。

この「濃厚な味わい」を深く愛するチーズ好きの人も多いのですが、同時に、独特のクセを持つようになるのも事実。


慣れていない間は、熟成の浅いものを選びましょう。

ちなみに、熟成が進んでいないものの方がお買い得です。

 

 

「カビのチーズ」を選びたいのなら、「青」よりも「白」!

「せっかくナチュラルチーズを食べるのだから、カビを使ったチーズを食べたい」という人もいるでしょう。
このときには、青カビよりも白カビの方がお勧めです。

 

 

 

青カビチーズは、刺激的で塩気も強い

青カビのチーズも大変おいしいのですが、ぴりっとした刺激のある味わいのものが多く、塩味も強い傾向にあります。

 

白カビチーズは、味わいがマイルド

その点、白カビの場合は味わいがマイルドで、人を選びません。

ちなみに私たちにとってなじみ深いチーズである「カマンベール」は、この「白カビ」に分類されます。

 

 

試食をして選べるお店があれば、ぜひ行ってみて!
実際に食べてみるのが一番!

「味覚」というのは、個人差があります。

そのため、一番良いのは実際に食べてみることです。

現在、デパートのチーズ売り場などでは積極的に「試食」をやっています。

そのお店で販売されているチーズを実際に食べてみることができるのです。

 

自分の好きなチーズの傾向が分かる

ナチュラルチーズのことはまったくわからないという人は、一度こういった試食を利用してみると良いでしょう。

複数のチーズを試食させてくれるところなら、味見することで、「自分の好きなチーズの方向性」を知ることもできるはずです。

 

 

チーズ初心者が手を出すと危険(?)な強いクセを持ったチーズとは?

なお、「試食をして気に入った」ということでなければ、次の種類のチーズは避けた方が無難かも。

これらはとても強いクセを持っています。

 

  • ウォッシュチーズ(表面を塩水やアルコールで洗って作るチーズ)
  • シェーブルチーズ(ヤギの乳で作られたもの)

 

 

おわりに

ナチュラルチーズに慣れていない人にお勧めなのは、フレッシュチーズやセミハードチーズ、そして上であげた白カビチーズなどです。

 

クセのない味わい、優しい味わいのこれらを中心として試食をしてみて、自分の好きなチーズを選んでくださいね。